特許
J-GLOBAL ID:200903095172523281

MUSE/NTSCコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110446
公開番号(公開出願番号):特開平6-327035
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 回路部品を削減でき、回路規模を縮小でき、コストダウンを図ることができるとともに、出力画像の輪郭部分のぼやけを軽減して高画質化を実現できるようにする。【構成】 垂直フィルタ5は、MUSE系1125本の走査線をNTSC系の所定モードの走査線数に変換する。同時に、垂直方向のエンハンサをかけるとともに、サブサンプル戻し処理、線順次デコード処理等の各処理も行う。時間軸変換回路7は、データレートをMUSE系からNTSC系へ変換する。NTSC系処理回路9は、伸長回路10ではTCI伝送されている色差信号を4倍のデータに伸長する。点順次デコーダ11では色信号を点順次デコード処理して二つの色差信号に分離する。NTSC処理回路12では映像信号にNTSC系同期信号やブランキングを付加したりする。
請求項(抜粋):
受信したMUSE方式の映像信号(以下、MUSE信号という)を入力し、前処理としての入力処理と同期検出処理を行って出力するMUSE信号処理手段と、該MUSE信号処理手段から出力された信号を入力し、MUSE系の走査線数からNTSC系の走査線数への走査線変換を行って出力する垂直フィルタと、該垂直フィルタから出力された信号を入力し、MUSE系のデータレートからNTSC系のデータレートへのデータレート変換を行って出力する時間軸変換手段と、該時間軸変換手段から出力された信号を入力し、該信号からNTSCフォーマットの信号を作成して出力するNTSC系処理手段と、を備えて成り、受信した前記MUSE信号をNTSC方式の映像信号(以下、NTSC信号という)に変換して出力するMUSE/NTSCコンバータにおいて、前記垂直フィルタに、サブサンプル戻し処理手段と、線順次デコード処理手段と、を設け、受信した前記MUSE信号内に含まれるサブサンプル位相信号に基づいて、前記サブサンプル戻し処理手段により、前記垂直フィルタに入力された前記信号における、伝送されてきたサンプル点とサンプル点との間に存在する伝送されてこなかった非サンプル点に、所定のレベルの補間信号を挿入し、前記線順次デコード処理手段により、前記垂直フィルタに入力された前記信号のうち、線順次の色信号を点順次の色信号に変換するとともに、前記NTSC系処理手段に、点順次デコード処理手段を設け、該点順次デコード処理手段により、前記NTSC系処理手段に入力された前記信号のうち、点順次の色信号を二つの色差信号に分離することを特徴とするMUSE/NTSCコンバータ。

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