特許
J-GLOBAL ID:200903095176957820

乗物用カップホルダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161156
公開番号(公開出願番号):特開平6-001179
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単で且つ容器のサイズに応じた確実な保持を行うことができる乗物用カップホルダ装置を提供するものである。【構成】 第1ホルダ片28が各ホルダベース29の開口側端部37でホルダベース29の内側端部39から長さDだけ離間した位置に各々一体的に取付けられているため、ホルダベース29を使用位置まで水平移動させて、該第1ホルダ片28を乗員室内R側へ突出させた時点で、この第1ホルダ片28はすでにシフトレバー等と干渉し得ない外側位置にオフセットした状態となっている。また、拡開角度切換スイッチ64の内外方向Xでの位置を変化させることにより、使用位置における第2ホルダ片30の拡開角度を変化せしめることができるので、容器C1 、C2 のサイズに応じた確実な保持が可能となる。
請求項(抜粋):
開口を乗員室内側へ臨ませた状態で乗物に固定され且つ上面部に前側湾曲部分を有するガイド長孔が左右に一対形成されたケースと、ケース奥の格納位置からケース開口側の使用位置まで水平移動可能な状態で前記ケース内にそれぞれ設けられた左右一対のホルダベースと、使用位置でケース開口から乗員室内側に突出し且つ外側端に容器の側面の一部を支持する第1湾曲縁が形成され、各ホルダベースの開口側端部でホルダベースの内側端部から離間した位置に各々一体的に取付けられた第1ホルダ片と、ホルダベース又は第1ホルダ片に設定した回動支点に水平回動可能に取付けられ、且つ前記ガイド長孔内に移動自在に係合されるガイドピンを有し、また内側端には前記第1湾曲縁と共働して容器の側面を支持する第2湾曲縁が形成され、使用位置では前記ガイドピンがガイド長孔の前側湾曲部分に沿って内側へ移動することによりケース開口よりも外側へ拡開した状態となり、格納位置ではケース開口の内側で第1ホルダ片と上下方向で重合状態となる第2ホルダ片と、ガイド長孔の前側湾曲部分で内外方向で位置決め自在に設けられ、前側湾曲部分に沿って内側へ移動するガイドピンに当接して前記第2ホルダ片の使用位置における拡開角度を変化せしめる拡開角度切換スイッチと、格納位置にあるホルダベースを常時ケース開口部側へ付勢する第1付勢手段と、該第1付勢手段より強い力で前記ホルダベースのケース開口側への水平移動を阻止すると共に解除手段により該阻止を解除し得るロック手段と、より構成されて成ることを特徴とする乗物用カップホルダ装置。

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