特許
J-GLOBAL ID:200903095177343168
無侵襲血中成分濃度測定装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-210619
公開番号(公開出願番号):特開平9-056702
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 複数の波長の光を利用するに際して採用される分光フィルターの温度特性(波長シフト)の測定値へ与える影響を除去する。【解決手段】 光源部4、分光フィルター41及び受光部5がこの順で配列され、その間に指尖(測定部位)Sの差し込み部分が準備されている。光源部4はグルコース濃度Cgを測定するべく、4種類の波長を含む光を照射し、各波長は分光フィルター41で分離される。分光された4種類の光は、更に参照光と測定光とされて、受光され、それぞれの受光光量が測定さる。これらの受光光量から演算部81でグルコース濃度、測定部位の温度差、光路長、分光フィルターの波長シフト量が算出され、更に、予め求めておいた波長シフトとの相関関係に基づく補正式あるいは補正テーブル(演算制御部8内のROMに記憶)を利用して、正確なグルコース濃度Cg(血中成分濃度)が得られる。
請求項(抜粋):
N種類の血中成分に対する各濃度を無侵襲で測定する装置において、(N+3)個の波長を含む光を照射する光源と、上記照射光から上記(N+3)個の波長の光を分離する分光フィルターと、上記光源からの直接光と生体組織を透過または反射した測定光とを上記分光フィルターを介して受光する受光手段と、この受光手段で受光した各波長毎の直接光及び測定光の各受光光量から上記N種類の血中成分濃度を算出する濃度算出手段と、得られたN種類の血中成分濃度に対して、上記分光フィルターの波長のシフト量に起因して生じる上記N種類の血中成分濃度の誤差分を補正する濃度補正手段とを備えたことを特徴とする無侵襲血中濃度測定装置。
IPC (2件):
A61B 5/14 310
, G01N 21/27
FI (2件):
A61B 5/14 310
, G01N 21/27 Z
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