特許
J-GLOBAL ID:200903095207067810

光アクセス方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-230678
公開番号(公開出願番号):特開2000-068982
出願日: 1998年08月17日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】加入者端末やリモート・ノードの光合分波器は無保守として、必要な波長制御は全て局側で行い、さらに経済的な加入者端末、経済的で保守が容易な波長多重光アクセス方式を提供する。【解決手段】波長多重を利用し、各加入者に波長を割り当て、局からリモート・ノードの光合分波器までは上り,下りそれぞれ1本のファイバを共用するか、あるいは上り,下りともに同じ1本の光ファイバを共用する光アクセス方式である。局側に波長制御部があり、そこでリモート・ノードに置かれている光合分波器の波長特性の変動をモニタして、その波長シフト量を検出し、その波長シフト量だけ、局の光送信機の発振波長、局に配置されている送信用光合分波器と受信用光合分波器の波長特性、および加入者宅の光送信機の発振波長をシフトし、波長制御部に設定されている各加入者の割り当て波長を、その都度更新する。
請求項(抜粋):
各加入者にそれぞれ波長が割り当てられ、局には該割り当て波長の光信号を合波する第1光合分波器を送信側に、該割り当て波長の光信号を分波する第2光合分波器が受信側に配置され、加入者宅の近くの同一環境下に第3光合分波器と第4光合分波器が配置され、下り光信号については、各局側光送信機から各加入者宛ての波長で下り光信号が送信され該第1合分波器で合波されて、第1光ファイバに送出され、該第3光合分波器により各加入者宛ての該下り光信号が波長に応じて前記第1光ファイバから分波され、分波された該下り光信号は配線用光ファイバを経て各加入者側光受信機で復調され、上り光信号については、各加入者に割り当てられた波長で各加入者側光送信機から上り光信号が送信され各配線光ファイバを経て該第4光合分波器で合波されて、第2光ファイバに送出され、局側で第2光合分波器により該第2光ファイバから分波され各局側光受信機で復調される光アクセス方式であって、該第1光合分波器の出力側に局用光サーキュレータが配置されて該第1光ファイバに接続し、該第3光合分波器には各加入者に割り当てた波長以外の波長に反射率のピークを有する反射形フィルタが取り付けられており、局側に配置された波長可変光源から光信号が送出されて第1光合分波器で合波され、該局用光サーキュレータと該第1光ファイバとを経て該第3光合分波器の該反射形フィルタから反射された反射光は該局用光サーキュレータを介して局側で受信されて反射形フィルタの中心波長の波長シフト量が測定され、波長安定化制御部が局内に配置され、前記割り当て波長を波長基準値として設定している該波長安定化制御部の波長基準値は前記波長シフト量だけ設定変更されて各前記局側光送信機の発振波長がシフトされ、前記第1光合分波器および前記第2光合分波器の波長特性は前記波長シフト量だけシフトされ、各加入者側光送信機の前記割り当ての波長は局側からのコマンドにより前記波長シフト量だけシフトされて、該加入者側光送信機から上り光信号が送信されることを特徴とする光アクセス方式。
IPC (5件):
H04J 14/00 ,  H04J 14/02 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/04
FI (2件):
H04B 9/00 E ,  H04B 9/00 S
Fターム (8件):
5K002AA01 ,  5K002AA03 ,  5K002BA02 ,  5K002BA05 ,  5K002BA21 ,  5K002CA05 ,  5K002DA02 ,  5K002FA01

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