特許
J-GLOBAL ID:200903095213991775

石炭ガス化炉のスラグ排出構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337627
公開番号(公開出願番号):特開平6-184562
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 操業条件に格別の制約を受けることなく、排出スラグを流動状態に維持できる固体燃料ガス化炉のスラグ排出構造の提供。【構成】 微粉状の固体燃料を高温ガスに接触させて熱分解しガス化する熱分解室の下方に固体燃料を酸化剤で燃焼させ、高温ガスを発生すると共に固体燃料の灰分を溶融スラグ化させるスラグ化室を配置した固体燃料ガス化炉のスラグ排出構造であって、熱分解室と導出煙道を介して設けられたサイクロンの下流の生成ガス煙道とスラグ化室のスラグ排出口の下方空間とをバイパス管で連結した構造を有する。サイクロンと高温ガス発生室との圧力差を利用して、バイパス管で、高温のスラグ化室内の高温ガスをスラグ排出口に吸入したのち、サイクロン出口配管に送入する。これによって、分解炉の操業条件の調整を何等行うことなく、スラグの温度降下を防ぎスラグの流動性を維持できる。
請求項(抜粋):
微粉状の固体燃料を高温ガスに接触させて熱分解しガス化する熱分解室の下方に、固体燃料を酸化剤で燃焼させ、高温ガスを発生すると共に固体燃料の灰分を溶融スラグ化させるスラグ化室を配置した固体燃料ガス化炉のスラグ排出構造であって、熱分解室と導出煙道を介して設けられたサイクロンの下流の生成ガス煙道とスラグ化室のスラグ排出口の下方空間とをバイパス管で連結した石炭ガス化炉のスラグ排出構造。
IPC (2件):
C10J 3/46 ,  C10J 3/52

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