特許
J-GLOBAL ID:200903095216324974

中空繊維カートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-510213
公開番号(公開出願番号):特表平9-511447
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】複数の中空繊維膜を有するカートリッジが開示されている。このカートリッジは、バンドル内に配置された複数の繊維20と、管板中に組み込まれたバンドルの少なくとも一端とを具備する。管板30には、透過水用のチャンバを提供するためのエンドキャップ28が取り付けられている。供給チューブ36はバンドルを通って長手方向に延びており、透過水放出チューブ40が供給チューブ36中に同心軸で収納されている。カートリッジは、圧力容器10の内壁に対して、O-リングシールのような高圧シールを必要としない。カートリッジは、圧力容器10の中への単純なドロップイン設置のために採用された単一ユニットとして設計されている。多数のカートリッジが圧力容器10に容易に挿入されて、直列で、または平行して操作が行われるようにアレンジされている。中空繊維膜カートリッジは、高体積効率および高溶質除去率をもつ工業的性能のために採用されている。
請求項(抜粋):
長手方向に配列された、スライドインで交換可能な中空繊維膜カートリッジを1つ以上有する圧力容器を具備する中空繊維膜分離装置であって、 (A)前記カートリッジが、 長手方向に前記カートリッジと並ぶ中空繊維バンドルを具備し、前記バンドルの少なくとも一端が管板に装着され、前記中空繊維が流体に対して選択的透過性を有しており; 処理される流体が放射状に中空繊維バンドルの中に、および中空繊維バンドルを通して流れることができる細長い供給部材を具備し; 前記細長い供給部材の内部に同心軸に収納された細長い放出部材を具備し; 前記バンドルの端に装着されたエンドキャップを具備し、そこでは管板の面している端部と隣接のエンドキャップとで透過水を集める空間を規定しており、その空間は(i)中空繊維の開口端および(ii)前記細長い放出部材と流体で連絡しており; 供給流体ボートを有する1以上の前記エンドキャップを具備し; 供給部材が前記エンドキャップのところにリップシールを有し; バンドキャップがエポキシとともにバンドルの端部上に装着されており、かつ (B)カートリッジが、圧力容器の中に配置され、これにより、 各バンドルの外側と圧力容器の内壁との間に第1の空間が形成され; 圧力容器の端部であり、中心からずれている最初の開口部が形成され、それが処理されるべき流体が供給される細長い供給部材と連絡しており; 圧力コンテナーの端部における同軸の第2の開口部(あるいは複数の開口部)が形成され、この開口部は、透過水が放出される中空繊維開口端と流体で連絡しており; 圧力容器の端部に3番目の開口部が形成され、この開口部は、処理される流体がそれを通して供給される前記端部の反対側にあり、また中心からずれており、それを通して残留流体が放出される、 ことを特徴とする中空繊維膜分離装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-102201
  • 特開平4-247224

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