特許
J-GLOBAL ID:200903095227115552

画像通信端末装置および画像通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-091911
公開番号(公開出願番号):特開平10-285588
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 ユーザーがフレームレートを段階的に切り替える操作を行うことによって、動画用コーデックと静止画用コーデックを自動的に切り替え、シームレスに静止画と動画を切り換える。【解決手段】 キー入力装置23を操作してフレームレートを変更すると、それに従ってエンコーディング方式と符号化画像の解像度を決定する。人が最大フレームレートから徐々にフレームレートを低下させていくと、時間あたりの符号化データ量が一定になるように量子化ステップを細かくし、さらにフレームレートを低下させると画像解像度を上げ、さらに低下させると動画用エンコーダ24から静止画用エンコーダ25に切り換える。圧縮手段が静止画に切り替わった後もフレームレートが低下していくほどに量子化ステップを細かく、画像解像度を上げていく。
請求項(抜粋):
ビデオカメラと、アナログビデオ信号をデジタル化しデジタルビデオデータを出力するA/Dコンバータと、キー入力装置と、自端末フレームレートの情報を記憶し出力する自端末フレームレート設定手段と、相手端末へ送信する相手端末フレームレートの情報を記憶し出力する相手端末フレームレート設定手段と、前記自端末フレームレート設定手段から出力されるフレームレート信号に基づいて、フレームレートが段階的に下げられていく場合はある値を下回った時に動画用エンコーダから静止画用エンコーダに切り替え、フレームレートが段階的に上げられていく場合はフレームレートがある値を超えた時に静止画用エンコーダから動画用エンコーダに切り替える動画/静止画コーデック識別信号を出力するエンコーダ選択手段と、前記自端末フレームレート設定手段より出力するフレームレート信号及び動画/静止画コーデック識別信号に基づいて画像の解像度を決定する解像度決定手段と、前記動画/静止画コーデック識別信号に基づいて起動/停止され、前記解像度決定手段が決定した解像度に基づいて画像フォーマットを決定してデジタルビデオデータを符号化する動画用エンコーダと、動画/静止画コーデック識別信号に基づいて起動/停止され、前記解像度決定手段が決定した解像度に基づいて画像フォーマットを決定してデジタルビデオデータを符号化する静止画用エンコーダと、送信する相手端末フレームレートや動画/静止画コーデック識別信号などの制御データを符号化し、制御符号化データとして出力するデータ制御プロトコル手段と、動画符号化データ、静止画符号化データ、制御符号化データを多重化して送信データを出力する多重化手段と、送信データを電波に変換する手段と、受信データを分離して動画符号化データ、静止画符号化データ、制御符号化データを出力する分離化手段と、制御符号化データを復号化し、受信した相手端末フレームレートや動画/静止画コーデック識別信号を出力するデータ制御プロトコルと、動画符号化データをデコードしデジタルビデオデータを出力する動画用デコーダと、静止画符号化データをデコードしデジタルビデオデータを出力する静止画用デコーダと、動画用デコーダから出力されるデジタルビデオデータと静止画用デコーダから出力されるデジタルビデオデータを動画/静止画コーデック識別信号に基づいて選択出力するスイッチと、デジタルビデオデータをアナログ化しアナログビデオ信号を出力するD/Aコンバータと、テレビモニタとを備えたことを特徴とする画像通信端末装置。

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