特許

J-GLOBAL ID：200903095229267236

二軸延伸ポリエステルフィルムの製造方法

発明者： 石田 剛 ,  徳田 寛志
出願人/特許権者： 帝人株式会社
代理人 (1件)： 前田 純博
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-090843
公開番号（公開出願番号）：特開平5-286029
出願日： 1992年04月10日
公開日（公表日）： 1993年11月02日
要約：

【要約】【目的】 縦(フィルムの長手方向)、横(フィルムの幅方向)両方向ともに機械的強度が高く、かつ、横方向の熱的寸法安定性に優れた二軸延伸ポリエステルフィルムを、優れた工程安定性で製造する方法を提供する。【構成】 縦方向に1.5 〜2.8 倍、横方向に3.5 〜5 倍延伸した後(Tg + 20 °C)〜(Tg + 80 °C)の温度で熱固定した二軸延伸ポリエステルフィルムを、まず(Tg + 20 °C)以上(Tg + 80 °C)以下の温度(T1)で合計延伸倍率が4 倍〜7倍となるように再縦延伸し、次いで延伸開始温度を(T1 +20°C)以上(Tm - 80°C)以下とし、段階的または連続的に昇温しつつ延伸終了時の温度を(Tm - 70°C)以上(Tm - 30 °C)以下として、横方向の合計倍率が5.5 倍以上となるよう再横延伸し、さらに100 〜160 °Cで横方向に2 〜8 %弛緩処理することを特徴とする二軸延伸ポリエステルフィルムの製造方法。

請求項（抜粋）：

縦方向に1.5 〜2.8 倍、横方向に3.5 〜5 倍延伸した後(Tg+ 20 °C)〜(Tg + 80 °C)の温度で熱固定した二軸延伸ポリエステルフィルムを、まず(Tg + 20 °C)以上(Tg + 80 °C)以下の温度(T1)で合計延伸倍率が4 倍〜7 倍となるように再縦延伸し、次いで延伸開始温度を(T1 +20°C)以上(Tm - 80 °C)以下とし、段階的または連続的に昇温しつつ延伸終了時の温度を(Tm - 70 °C)以上(Tm - 30 °C)以下として、横方向の合計倍率が5.5 倍以上となるよう再横延伸し、さらに100 〜160 °Cで横方向に2 〜8 %弛緩処理することを特徴とする二軸延伸ポリエステルフィルムの製造方法。

IPC (6件)：

B29C 55/14 ,  C08J 5/18 CFD ,  G11B 5/704 ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00 ,  C08L 67:03

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭57-110876
  
• 特開昭62-127584