特許
J-GLOBAL ID:200903095230695837

開口付きスピーカ・エンクロージャを備えた携帯用電子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-059238
公開番号(公開出願番号):特開平8-280086
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】小さい筐体に収容されたスピーカの最大入力電力を、筐体の音響特性の改良によって増大させる。【構成】スピーカ150の前面からの音を導出する第1アパーチャ12に加えて、スピーカの背面からの音を筐体の前面に導出する径路(第1チャンバ210→第2チャンバ220→第2アパーチャ110)を設ける。この径路の各種寸法は、第1、第2アパーチャから出る音が互いにほぼ同相になるように定める。これにより、スピーカの共振周波数での、スピーカ・ダイヤフラムの振幅が極めて小さくなるので、スピーカに大きな電力を供給した際のダイヤフラムの振幅が許容限度を越えることによる破壊が防止される。
請求項(抜粋):
以下の(a)ないし(c)を設けた携帯用電子装置:(a)以下の(a-1)ないし(a-3)を設けた開口付きスピーカ・エンクロージャ:(a-1)前面部分と背面部分を有し、前記前面部分が前記携帯用電子装置の第1表面との間で第1シールを形成し、前記背面部分が開口付きスピーカ・エンクロージャの第2表面との間で第2シールを形成するスピーカ;(a-2)前記携帯用電子装置の前記第1表面と前記開口付きスピーカ・エンクロージャの間に配置され、その一方の側に第1チャンバ部分が形成され、その他方の側に第2チャンバ部分が形成され、前記第1チャンバ部分から前記第2チャンバ部分に音が進行できるようにするギャップを有する遮音材;(a-3)前記第1チャンバ部分は第1チャンバ面積を有する;(a-4)前記第2チャンバ部分は第2チャンバ断面積及び第2チャンバ長を有する;(b)前記スピーカの前面部分から音波を放出できるようにする前記第1表面に設けられた第1アパーチャ;(c)前記第1チャンバ部分及び前記第2チャンバ部分を介して前記スピーカの背面部分から音波を放出できるようにする前記第1表面に設けられた第2アパーチャ:前記スピーカの前記前面からの前記音波と前記スピーカの前記背面からの前記音波が前記第1と第2アパーチャから放出されるとき、互いにほぼ同相になる。
IPC (2件):
H04R 1/40 310 ,  H04R 1/02 102
FI (2件):
H04R 1/40 310 ,  H04R 1/02 102 Z

前のページに戻る