特許
J-GLOBAL ID:200903095231226172

燃料電池式発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136990
公開番号(公開出願番号):特開平5-326008
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池側から充分なスチームが回収でき、かつ、一酸化炭素転化器の触媒の寿命低下も抑えることができると共に、装置も小型でコンパクトなものにできる燃料電池式発電装置を提供する。【構成】 改質器出口ガスの転化処理にあたり、装置内の排熱回収用の高温水ラインからとった加圧水を、一酸化炭素転化器3内で、噴霧ノズル5aを介して転化触媒充填層4側に噴霧した。この場合、加圧水の流量は燃料電池10の発電負荷に応じて流量調整弁21を制御する制御装置22により調整される。したがって、高温の加圧水は噴霧されても気化が容易で転化触媒充填層4の水濡れを防止できる。また、噴霧用の凝縮水を得るため、一酸化炭素転化器3出口の改質器出口ガスを冷却する必要がないため、燃料電池10側でのスチームの回収量が増加し、装置も小型でコンパクトなものとなる。
請求項(抜粋):
改質器出口ガスが一酸化炭素転化器により処理された後、リン酸型燃料電池の燃料極側に供給され、かつ、前記改質器出口ガスの処理にあたり、前記一酸化炭素転化器内で噴霧ノズルを介して転化触媒充填層側に冷却用の水が噴霧されている燃料電池式発電装置において、装置内の排熱回収用の高温の加圧水を冷却用の水として前記一酸化炭素転化器側に供給する加圧水供給配管と、前記加圧水供給配管に取り付けられ、前記一酸化炭素転化器側へ供給される前記加圧水の流量を調整する流量調整弁と、前記加圧水の前記一酸化炭素転化器への供給量を前記燃料電池の発電負荷に応じて決定し、前記流量調整弁を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする燃料電池式発電装置。
IPC (3件):
H01M 8/06 ,  C01B 3/38 ,  C01B 3/48
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-188405
  • 特開平1-265461
  • 特開昭63-116373
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