特許

J-GLOBAL ID：200903095241904810

リチウム二次電池用フッ素含有スピネル系マンガン酸化物

発明者： 芳尾 真幸 ,  野口 英行
出願人/特許権者： 芳尾 真幸 ,  野口 英行
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-144975
公開番号（公開出願番号）：特開平11-307097
出願日： 1998年04月20日
公開日（公表日）： 1999年11月05日
要約：

【要約】【目的】 この発明は、高エネルギー密度型のリチウム二次電池用正極物質として使用する3価金属ドープリチウムリッチスピネル化合物Li<SB>1+w</SB>Mn<SB>2-x</SB>M<SB>x</SB>F<SB>y</SB>O<SB>4+z</SB>(0.05<w<0.15,0.01<x<0.2,0.01<y<0.1)を提供する。【構成】 水酸化リチウムと化学合成二酸化マンガンおよび3価金属の硝酸塩を、400-570°Cで焼成し、再度熱処理(600°C以上)して得られるスピネル構造のLi<SB>1+w</SB>Mn<SB>2-x</SB>M<SB>x</SB>F<SB>y</SB>O<SB>4+z</SB>(0.05<w<0.15,0.01<x<0.2,0.01<y<0.1)。MはCo,Cr,Al等の3価金属。

請求項（抜粋）：

組成式Li1+wMn2-xMxFyO4+zで表せるスピネル構造を有する比表面積2m2/g以下のリチウムマンガン複酸化物で、16dサイトをMn,M,およびLiが占める化合物でありwの値が0.05-0.15、xの値が0.01-0.20、yの値が0.01-0.1の化合物。MとしてはCoが望ましいがCr,Al等の3価の金属であれば良い。また、2価金属の場合はNi,Cu等の遷移金属であればよい。

IPC (3件)：

H01M 4/58 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/40

FI (3件)：

H01M 4/58 ,  H01M 4/02 C ,  H01M 10/40 Z