特許
J-GLOBAL ID:200903095244484901
建物の制振装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261419
公開番号(公開出願番号):特開平10-082208
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 建物の屋上に安定よく設置でき且つ優れた外観を呈して建物とよくマッチすると共に地震時や強風時における建物の振動を効果的に抑制することができる制振装置を提供する。【解決手段】 矩形状の上側枠体1と中間枠体2との四隅部対向面間に、対向面が凹弧面7b、8bに形成されている上下挟圧部材7a、8a間にローラ9を介在させてなる第1の制振機構4Aを介在させると共に矩形状の上記中間枠体2と下側枠体3と四隅部対向面間に、上記制振機構4Aと同一構造を有する第2制振機構4Bを介在させると共に、上側枠体1にウエイト6の上端部を固着して、該ウエイト6を上記枠体1〜3の四方内面に囲まれた空間部5内に吊り下げた状態に内蔵し、装置全体の高さおよび重心を低くすると共に地震発生時にウエイト6を所定の周期の位相遅れでもって前後左右に揺動させて上記第1、第2制振機構4A、4Bを介して揺れを抑制するように構成している。
請求項(抜粋):
地表に対して水平方向に振動する建物の床上に設置して建物の振動を減衰する制振装置であって、平面矩形状に形成してなる枠体を上下に間隔を存して3層に重ね合わせ、上側枠体と中間枠体間の数個所に、対向面が凹弧面に形成された上下挟圧部材間にこれらの凹弧面で挟圧された状態で転動するローラを介在させてなる第1制振機構をそれらのローラを同一方向に向けた状態で介在させると共に中間枠体と下側枠体間の数個所に上記第1制振機構と同一構造を有する第2制振機構をそのローラが第1制振機構のローラと直交する方向に配した状態にして介在させ、さらに、上記上側枠体と中間枠体および下側枠体とで囲まれた空間中央部に上側枠体に吊支させたウエイトを配設したことを特徴とする建物の制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 341
, F16F 15/02
FI (2件):
E04H 9/02 341 B
, F16F 15/02 L
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