特許
J-GLOBAL ID:200903095246179634

交流スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-091042
公開番号(公開出願番号):特開平5-292686
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 電源を切り換えるに際して、電源装置に横流を制御する手段を設けたり、交流スイッチに自己消弧機能をもつスイッチング素子を用いることなく、横流が流れるのを防止すること。【構成】 交流スイッチ10,20の内、一方の交流スイッチを導通状態から不導通状態とし、他方の交流スイッチを不導通状態から導通状態とすることにより、負荷3に接続される電源装置1,2を切り換える。その際、判別手段30により、負荷電流の方向を判別し、その時点における負荷電流の方向と同極性のサイリスタから点弧を開始する。その結果、サイリスタを点孤してから半サイクルの期間における、電源1,2間に流れる横流を防止することができる。
請求項(抜粋):
サイリスタを逆並列に接続した第1および第2の交流スイッチ装置と、第1および第2の交流スイッチに接続された第1および第2の電源装置と、第1および第2の交流スイッチに接続された負荷とを備え、第1もしくは第2の交流スイッチの一方の交流スイッチを導通状態から不導通状態とし、他方の交流スイッチを不導通状態から導通状態とすることにより、負荷に接続される電源装置を切り換える交流スイッチ装置において、負荷電流の方向を判別する手段を設け、交流スイッチの導通状態を切り換えるに際して、一方の交流スイッチのゲートをブロックするとともに、他方の交流スイッチの逆並列に接続されたサイリスタの内、その時点における負荷電流の方向と同極性のサイリスタから点弧を開始することにより、第1および第2の電源間に流れる横流を防止したことを特徴とする交流スイッチ装置。

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