特許
J-GLOBAL ID:200903095250173560

色変換方法及びその装置並びに記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-209756
公開番号(公開出願番号):特開平11-041481
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 再現できる色域の外にある特定の色の部分において、色の調子が無くなったり、色相が変化したりすることがないようにする。【解決手段】 測色値であるXYZを、赤,緑,青について輝度リニアな値となるr’g’b’に色変換する処理を行なう(ステップS20)。r’,g’またはb’の値をLとおき(ステップS24)、そのLの値がi以上であるか否かを判定する(ステップS26)。Lの値がi>Lであれば、r’,g’,b’のうち、Lとおかれた値以外の値に基づいてcの値を求める(ステップS27)。Lの値が-ck≦L<0の場合にはcの値によってL切片が変化するLの一次関数によってLからVへの変換を行なう(ステップS28)、Lの値がi≦Lであれば、Lの1/γ乗の関数によってLからVへの変換を行なう(ステップS30)。得られたVの値をステップS24のr’,g’,b’に対応させてR,GまたはBとおく(ステップS32)。
請求項(抜粋):
各々特定の色度座標を持つ加法混色の原色を、該加法混色の原色にそれぞれ対応して入力される表示用信号の信号強度に応じた混合量で混色することにより、色を表示すると共に、前記表示用信号の信号強度としては所定の規定範囲内の値を採り得、前記信号強度に応じた前記混合量としては所定の再現可能範囲内の値を採り得るカラー表示デバイスについて、測色値から前記カラー表示デバイスに入力すべき前記表示用信号を得るために、前記測色値を前記表示用信号に変換する色変換方法であって、(a)前記測色値を前記加法混色の原色の各混合量に変換する工程と、(b)変換して得られた前記加法混色の原色の各混合量を、それぞれ、前記加法混色の原色毎に、前記加法混色の原色にそれぞれ対応する前記表示用信号の信号強度に変換する工程と、を備え、前記工程(b)は、前記加法混色の原色のうち、少なくとも一つの特定原色については、前記工程(a)によって変換して得られた当該特定原色以外の残りの原色の各混合量に基づいて、前記再現可能範囲外であって、かつ、予め設定された最大救済範囲内において、救済範囲を設定すると共に、前記工程(a)によって変換して得られた前記特定原色の混合量が前記再現可能範囲内の値である場合には、前記表示用信号の信号強度として、前記規定範囲内において予め設定された第1の変換範囲内の値に変換し、前記特定原色の混合量が前記再現可能範囲外の値であって、かつ、前記救済範囲内の値である場合には、前記表示用信号の信号強度として、前記規定範囲内における前記第1の変換範囲以外の残りの第2の変換範囲内の値に変換することを特徴とする色変換方法。
IPC (4件):
H04N 1/60 ,  G06T 1/00 ,  G09G 5/02 ,  H04N 1/46
FI (4件):
H04N 1/40 D ,  G09G 5/02 B ,  G06F 15/66 310 ,  H04N 1/46 Z

前のページに戻る