特許
J-GLOBAL ID:200903095256410121
線抽出のための画像処理方法及びそのプログラム、線集中度画像フィルタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
林 靖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-097420
公開番号(公開出願番号):特開2005-284697
出願日: 2004年03月30日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】本発明は、画像のコントラストや線の幅、ノイズ等の影響を受けずに画像の中の線情報を抽出する線抽出のための画像処理方法と、プログラム、線集中度画像フィルタを提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、画像上の複数の測定点Pに対して、各Pを通る探索線Sの両翼に計測用の狭幅固定形状の近傍領域r1,r2を用意して、この領域内の複数の近傍点Qで画像の輝度勾配ベクトルの向きを計測し、各Qでベクトルの向きとSの方向の差から集中度を計算し、全集中度からPに対する線集中度を計算し、極大になったときSの方向に沿って線情報がある旨の判定を行う線抽出のための画像処理方法であって、予め集中度を基に各Pで共用できる基礎加算値を計算しておき、ベクトルの向きを計測したときに、Sの方向ごとに基礎加算値から1つを選んで加算して各Pの線集中度を計算し、これが極大となったとき線情報を推定することを特徴とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
画像上の複数の測定点に対して、各測定点を通る探索線の両翼に計測用の一定形状の近傍領域を用意するとともに、該近傍領域内に含まれる複数の近傍点で画像の輝度勾配ベクトルの向きを計測し、前記近傍点のそれぞれで前記輝度勾配ベクトルの向きと前記探索線の方向の差を評価する集中度を計算し、前記近傍領域内のすべての集中度から前記測定点に対する線集中度を計算し、該線集中度が極大になったとき前記探索線に沿って線情報がある旨の判定を行う線抽出のための画像処理方法であって、前記輝度勾配ベクトルの向きと前記探索線の方向をそれぞれ離散化するとともに、予め前記集中度を基に各測定点で共用できる基礎加算値を計算しておき、前記輝度勾配ベクトルの向きを計測したときに、前記探索線の方向ごとに前記基礎加算値の候補の中から1つを選んで前記近傍領域内で加算することにより各測定点の前記線集中度を計算し、該線集中度が極大となったとき前記探索線の方向に沿って線情報が存在すると推定することを特徴とする線抽出のための画像処理方法。
IPC (4件):
G06T7/60
, A61B6/00
, G06T1/00
, G06T5/20
FI (4件):
G06T7/60 250A
, G06T1/00 290A
, G06T5/20 A
, A61B6/00 350A
Fターム (25件):
4C093FF17
, 4C093FF18
, 5B057AA08
, 5B057CA02
, 5B057CA08
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057CB02
, 5B057CB08
, 5B057CB12
, 5B057CB16
, 5B057CE06
, 5B057CE15
, 5B057DC08
, 5B057DC16
, 5L096AA03
, 5L096AA06
, 5L096BA06
, 5L096FA03
, 5L096FA06
, 5L096FA19
, 5L096FA67
, 5L096GA04
, 5L096GA17
, 5L096GA55
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (2件)
-
異常陰影候補の検出方法および装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-257977
出願人:富士写真フイルム株式会社
-
画像処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-328932
出願人:株式会社東芝, 東芝メディカルエンジニアリング株式会社
引用文献:
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