特許
J-GLOBAL ID:200903095257291100
ノルマルパラフィンの再循環を伴う、C5/C6ノルマルパラフィンの異性化方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-190456
公開番号(公開出願番号):特開平5-202368
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【構成】 下記工程からなる、C5 /C6 n-パラフィンのイソパラフィンへの異性化方法である。-軽質ナフサからなる仕込原料Fと脱着工程からの流出物を、脱イソペンタンDIする工程[1] 、-脱イソペンタン残渣を異性化反応Iする工程[2] 、-n-パラフィンを取込み得る吸着剤上に異性化流出物を通過させ吸着Aする工程[3]、および、-圧力の降下、および脱イソペンタン工程からのイソペンタンに富む気体流を用いたストリッピングによって脱着Dを行う工程[4] 。工程[3] でn-パラフィンが除去された異性化物は、高オクタン価の生成物である。【効果】 本発明の異性化方法によると、高オクタン価の異性化物を得ることができる。
請求項(抜粋):
本質的にC5 /C6 留分からなる仕込原料中のn-パラフィンのイソパラフィンへの異性化方法において、この方法が下記工程、すなわち、-前記仕込原料と脱着工程[4] から来る流出物を用いて蒸留塔に供給を行い、残渣と留出物を得て、前記留出物が一部凝縮され、凝縮されたフラクションが一部、液体還流物として前記塔の頂部の方へ再循環される、脱イソペンタン工程[1] 、-脱イソペンタン工程[1] から来る残渣を異性化反応器に送り、この工程の流出物が分離器に送られ、この分離器で、反応器の入口に再循環される蒸気相と、粗異性化物を構成する液相とを分離する、異性化工程[2] 、-n-パラフィンを取込みできる分子ふるいを備えた吸着器に、気化した異性化工程の液体流出物と、気化した脱イソペンタン工程の留出物の再循環されない凝縮フラクションとの混合から生じる蒸気流を上昇流として送り、n-パラフィンが除去された異性化物を回収する、吸着工程[3] 、および、-吸着器内の圧力を低下させ、脱イソペンタン工程の留出物から抜出された気体流を分子ふるいを通して通過させ、この脱着工程の流出物を脱イソペンタン工程の方へ送る、工程[3] と交互に替わる、脱着工程[4] 、を含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
C10G 61/06
, C10G 35/095
, C10G 45/64
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭49-066607
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特開昭63-154796
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特開昭55-064528
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特開平1-221334
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特開昭62-106988
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