特許
J-GLOBAL ID:200903095257768224

音響振動監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-247716
公開番号(公開出願番号):特開平5-087620
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 機器で突発的に発生した過渡的な衝撃振動や、機器異常時に定常的に発生する特異な音響振動を確実に検知する。【構成】 運転条件比較判定部1からの運転条件変化の完了信号により、スペクトル分析部2でスペクトル分析する。バンド・カット・フィルタ3からの出力信号を、時定数の異なる第1RMS変換器4および第2RMS変換器5に入力する。第2RMS変換器5の出力信号を、閾値設定部6に入力する。第1RMS変換器4および閾値設定部6からの各出力信号を、衝撃異常比較判定部7に入力し、衝撃異常を監視する。特異振動比較判定部8および振動モード比較判定部9では、スペクトル分析出力されたデータに基づき、音響振動を監視する。
請求項(抜粋):
原子力発電プラント等における主要機器の音響振動監視装置において、機器の運転条件情報に基づき運転条件の変化を比較判定する運転条件比較判定手段と、運転条件が変化した際に、運転条件変化完了後に対象機器からの音響振動信号をスペクトル分析し、機器の運転条件に依存して発生する正常時の音響成分を出力するスペクトル分析手段と、スペクトル分析手段からの出力および対象機器からの音響振動信号に基づき、正常時の支配的な音響成分だけを除去するバンド・カット・フィルタリング手段と、フィルタリング後の音響振動に対し、衝撃振動も追従させるようにした時定数の小さいRMS値を出力する第1RMS値出力手段と、フィルタリング後の音響振動に対し、過渡的な衝撃振動にはほとんど追従しないようにした時定数の大きいRMS値を出力する第2RMS値出力手段と、第2RMS値出力手段から出力されるRMS値に比例した適当な大きさの振動に追従できるRMS閾値を設定するRMS閾値設定手段と、RMS閾値設定手段、第1RMS値出力手段および運転条件比較判定手段からの各出力信号に基づき、一定運転状態における過渡的な衝撃振動の有無を判定する衝撃異常比較判定手段と、第1RMS値出力手段、スペクトル分析手段および運転条件比較判定手段からの各出力信号に基づき、一定運転状態における特異振動の有無を判定する特異振動比較判定手段と、スペクトル分析手段からの出力信号に基づき、各運転状態における特異振動モードの有無を判定する振動モード比較判定手段と、を具備することを特徴とする音響振動監視装置。
IPC (3件):
G01H 17/00 ,  G21C 17/00 ,  G21C 17/04

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