特許
J-GLOBAL ID:200903095260003530

高所作業車のブーム格納装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-222007
公開番号(公開出願番号):特開平9-067096
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ブームの起伏角が十分大きくない場合であっても、ブーム自体の自重によって迅速に、特に緊急時に対応できるブームの格納装置を提供する。【解決手段】 ブームを伸縮させる伸縮シリンダー3のロッド油室とブームを起伏させる起伏シリンダー4のボトム油室との間及び伸縮シリンダー3のボトム油室と起伏シリンダー4のロッド油室の間をそれぞれ作動油の通過するバイパスライン15,16で接続し、それぞれのラインに開閉弁を一つづつ設けてシリンダー内の作動油の循環、停止を制御できるように構成する。ブームの格納時において、開閉弁10,11を共に解放し、ブームの自重による油圧および伸縮シリンダー3のピストンロッドに掛かる油圧を利用して作動油を循環させ、ブームの倒伏と縮小を同時に行う。
請求項(抜粋):
油圧式伸縮ブームを有する高所作業車のブーム格納装置において、ブームを伸縮させる伸縮シリンダーの伸縮シリンダーロッド油室とブームを起伏させる起伏シリンダーの起伏シリンダーボトム油室とを接続して配設された第一バイパスラインと、前記第一バイパスラインに設けられた第一の開閉弁と、前記伸縮シリンダーの伸縮シリンダーボトム油室と前記起伏シリンダーの起伏シリンダーロッド油室若しくは作動油タンクとを接続して配設された第二バイパスラインと、前記第二バイパスラインに設けられた第二の開閉弁とからなり、ブームの格納時には、前記第一及び第二の開閉弁を解放し、前記ブームの自重によって前記起伏シリンダーの起伏シリンダーボトム油室の作動油を前記第一バイパスラインを通して前記伸縮シリンダーの伸縮シリンダーロッド油室へ送り、前記伸縮シリンダーの伸縮シリンダーボトム油室の作動油を前記第二バイパスラインを通して前記起伏シリンダーの起伏シリンダーロッド油室若しくは作動油タンクに戻すように構成したことを特徴とする高所作業車のブーム格納装置。
IPC (4件):
B66F 9/22 ,  B66F 9/06 ,  B66F 11/04 ,  B66C 23/68
FI (4件):
B66F 9/22 V ,  B66F 9/06 B ,  B66F 11/04 ,  B66C 23/68 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-169342

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