特許
J-GLOBAL ID:200903095261084143

ツールとツール保持フレームとの間の機械的および多重流体連結を得るための方法とシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-525306
公開番号(公開出願番号):特表2004-508472
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
本発明は、ツール保持フレーム(1) とツール(2) がそれぞれ、例えば、相補的な雄型-雌型接続部材を備えた油圧式の多重流体接続ボックス(3a, 3b)を備え、該ボックス(3a, 3b)のそれぞれが、該ボックス内に収容された接続部材を普段はカバーしている移動および後退可能な保護カバーを備えているシステムに関する。これらのカバーは、第1の段階において、ツール(2) に対向するツール保持フレーム(1) の適正な配置によりカバー(5a, 5b)の自動的な後退を生じさせ、2つのボックス(3a, 3b)の流体接続部材を直接整合した状態にし、その後の第2および第3段階で、ツール保持フレームとツールとの間の機械的接続と次の流体接続とを確立することを可能にするように配置される。本システムは、接続部材を外部環境から防護するが、なお流体コネクタを損傷する危険性を伴わずに、ツールとツール保持フレームとの間の容易かつ確実な連結を可能にする。本発明は、公共事業設備および農業に使われる油圧ローダに適用可能である。
請求項(抜粋):
特に油圧ローダ(C) のような操縦機械のツール保持フレーム(1) と交換ツール(2) との間の機械的及び流体の両方の連結を達成する方法であって、ここで該ツール保持フレーム(1) には、一組の雄型または雌型の流体接続部材(60a) を備えた「フレーム」ボックスと呼ばれる第1のボックス(3a)が設けられ、一方、該ツール(2) には、一組の相補的な雌型または雄型の流体接続部材(60b) を備えた「ツール」ボックスと呼ばれる第2のボックス(3b)が設けられ、ツール保持フレーム(1) とツール(2) は相互のフックおよびロック手段(10-21; 12-23; 11-22) を備え、該フレームボックスとツールボックス(3a, 3b)のそれぞれが、普段は関係するボックス(3a, 3b)の接続部材(60a, 60b)をカバーしている、移動および後退可能な各自の保護カバー(5a, 5b)を備え、該カバーは、ツール保持フレーム(1) とツール(2) の自動的な相互連結のためにツール保持フレームをツールに正確に対向させて配置すると、カバー(5a, 5b)のそれぞれが後退し、2つのボックス(3a, 3b)の流体接続部材を確実に対応状態にするような位置に配置されており、前記方法は下記の引き続く工程を順に実施することからなる: i) ツール保持フレーム(1) をツール(2) に接近させることにより、2つの保護カバー(5a, 5b)を後退させると共に、2つのボックス(3a, 3b)を各雄型または雌型の流体接続部材(60a)が対応する雌型または雄型の部材(60b) と正確に対向かつ整列するように互いに整列した配置を生じさせ、 ii) ツール(2) をツール保持フレーム(1) 上に機械的にロックさせ、そして iii) ツール保持フレーム(1) とツール(2) との間に流体接続を生じさせるように、雄型の組の流体接続部材(60a) を対応する雌型の組の部材(60b) の中に係合させる。
IPC (2件):
E02F3/40 ,  E02F3/36
FI (2件):
E02F3/40 E ,  E02F3/36 C
Fターム (2件):
2D012EA00 ,  2D012HA03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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