特許
J-GLOBAL ID:200903095265089301
薄板材片を把持操作する装置及びこの装置を備える薄板材片用マニピュレータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-515705
公開番号(公開出願番号):特表平10-508545
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】この装置は、吸盤(50)が位置している井戸部(48)を含むブロック(44)を有する移動装置よりなる装置である。井戸部(48)は密封摩擦材料で出来ている境界(72)をもつ。吸盤(50)の外壁は、縁(62)が井戸部(48)の境界(72)の上に突出している膨張位置と縁(62)がこの境界と同一平面内にある収縮位置の間の軸方向運動を許す程度に柔軟である。吸盤(50)の内部空間と吸盤のまわりの井戸部(48)の内部空間は、それぞれ断面がほぼ同じである細管(64、68)によって真空源につながれている。細管(64、68)の断面の大きさは、被加工材が縁(62)の上に置かれているが井戸部(48)の境界(72)には押しつけられていないときの吸盤(50)内の真空の消失が無視できる大きさである。
請求項(抜粋):
薄板材を把持し操作する装置にして、被加工材(P)の面に接近離反する方向へ移動し且つ被加工材(P)の作業路に沿って移動する移動装置(24)を有するタイプの装置であり、前記移動装置は、被加工材(P)の面に押しつけられる縁(62)を有する可撓な外壁(60)を持ち且つ内部が真空源につながれている吸盤(50)を少なくとも一つ持ち、前記移動装置(24)は、吸盤または各吸盤(50)毎に、その吸盤(50)が中心におさまる井戸部(48)を有し、前記井戸部又は各井戸部(48)は、密封摩擦材料で作られ且つ吸盤(50)の縁(62)と同心の境界(72)を有し、吸盤(50)の外壁(60)は、縁(62)が井戸部(48)の境界(72)の先に突出している膨張位置と縁(62)が境界(72)と同一平面にある収縮位置との間の縁(62)の軸方向運動を許す柔軟性を有し、吸盤(50)の内部空間と吸盤(50)のまわりの井戸部(48)の内部空間(70)はともに、それぞれの断面積が同程度の各細管(64、68)によって真空源につながれており、その細管(64、68)の断面積の寸法は、被加工材(P)が吸盤(50)の縁(62)におしつけられているが井戸部(48)の境界(72)には押しつけられていない時、吸盤(50)内部の真空の劣化が無視できる程度である、ことを特徴とする装置。
IPC (4件):
B25J 15/06
, B21D 43/18
, B23Q 3/08
, B21D 5/02
FI (5件):
B25J 15/06 K
, B21D 43/18 B
, B23Q 3/08 A
, B25J 15/06 D
, B21D 5/02 U
前のページに戻る