特許
J-GLOBAL ID:200903095266972578

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-193612
公開番号(公開出願番号):特開平10-033521
出願日: 1996年07月23日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】1/4オフセット検出器を用いた高解像処理を行う場合に生じていた体動や臓器の動き、幾何学系の歪みによるアーチファクトを抑制し、高解像度のCT画像を得る。【解決手段】1/4オフセット検出器を介して得られる互いに180度の位相差をもった投影データを交互に配列して高解像度の投影データを得、この高解像度の投影データに基づいてCT画像を再構成するとともに、互いに180度の位相差をもった投影データの差を示す対向差分データであって、互いに180度の位相差をもった前記対向差分データを交互に配列して高解像度の対向差分データを得、この高解像度の対向差分データに基づいて対向差分画像を再構成する。そして、前記対向差分画像から高周波成分を示す歪み成分を抽出し、この抽出した歪み成分によって前記再構成したCT画像を補正し、元のCT画像に含まれるアーチファクトの低減を図る。
請求項(抜粋):
互いに対向するX線管と1/4オフセット検出器を有し、仮想の軸を中心にして回転するスキャナ部と、前記1/4オフセット検出器を介して得られる互いに180度の位相差をもった投影データの差を示す対向差分データを求める対向差分データ算出手段と、前記180度の位相差をもった投影データを交互に配列し、前記オフセット検出器の1/2ピッチの高解像度のデータを得るとともに、互いに180度の位相差をもった前記対向差分データを交互に配列し、高解像度の対向差分データを得る対向ビーム内挿処理手段と、前記スキャナ部の各回転位置毎に得られる多方向の前記高解像度の投影データに基づいてCT画像を再構成するとともに、多方向の前記高解像度の対向差分データに基づいて対向差分画像を再構成する画像再構成演算手段と、前記対向差分画像のうちの歪み成分を弁別する歪み成分弁別手段と、前記再構成されたCT画像を前記歪み成分によって補正する補正手段とを備えたことを特徴とするX線CT装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 320 ,  A61B 6/03 360
FI (2件):
A61B 6/03 320 W ,  A61B 6/03 360 B
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る