特許
J-GLOBAL ID:200903095269745300

慣性ダンパの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115342
公開番号(公開出願番号):特開平9-117973
出願日: 1990年04月20日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 過大な負荷を受ける運転状況下にあっても、充分な耐久性を発揮し得る慣性ダンパの製造方法を構築する。【解決手段】 本発明の慣性ダンパの製造方法は、慣性体20と内スリーブ18との間にゲル状物質30を注入硬化させるユニット製造工程と、ボス12と保持体11とを一体化するシャフト取付体成形工程と、シャフト取付体10に対してユニットUを組み込む工程と、シャフト取付体10に蓋板17を設け、超音波溶着により集中的に内部加熱して保持体11と内スリーブ18との溶着及び保持体11の周覆部11Aから内スリーブ18と蓋板17との溶着をする工程とを有して成り、前記ユニット成形工程において慣性体20及び内スリーブ18とゲル状物質30との接着を行うにあたっては、カップリング剤としてトリエトキシシランを添加したシリコーン系プライマーを塗布しておくことを特徴とし、これを手段として前記課題の解決を図っている。
請求項(抜粋):
定盤等の上に慣性体と内スリーブとを一定の距離をおいて横置き状態にセットし、この慣性体と内スリーブとの間にゲル状物質を注入硬化させるユニット成形工程と、インサート成形によりボスと保持体とを一体化するシャフト取付体成形工程と、シャフト取付体に対して前記ユニットを組み込む工程と、シャフト取付体に蓋板を設けるとともに、保持体の外周部及び蓋板の外周端と内周端近くを超音波溶着により集中的に内部加熱して保持体の周覆部と内スリーブとの溶着及び保持体の周覆部から内スリーブと蓋板との溶着をする工程とを有して成り、前記ユニット成形工程において慣性体及び内スリーブとゲル状物質との接着を行うにあたっては、カップリング剤としてトリエトキシシランを添加したシリコーン系プライマーをあらかじめその接着面に塗布しておくようにしたことを特徴とする慣性ダンパの製造方法。
IPC (5件):
B29D 31/00 ,  B29C 69/00 ,  C09J183/07 ,  H02K 37/22 ,  B29L 31:08
FI (4件):
B29D 31/00 ,  B29C 69/00 ,  C09J183/07 ,  H02K 37/22 S
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-215145

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