特許

J-GLOBAL ID：200903095271879764

移動体通信システムの無線基地局および伝送路の使用方法

発明者： 田中 晋也 ,  小林 宏 ,  笹木 正美 ,  村瀬 淳
出願人/特許権者： エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
代理人 (1件)： 谷 義一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-000379
公開番号（公開出願番号）：特開平8-186864
出願日： 1995年01月05日
公開日（公表日）： 1996年07月16日
要約：

【要約】【目的】 無線基地局と制御局間の伝送路を効率的に利用することができ、ひいてはランニングコストの削減を可能にすること。【構成】 この通信システムは移動局1、無線基地局3、伝送路4、制御局5からなり、無線基地局のエリアは複数のセクタ2からなる。無線基地局はそれぞれ異なったセクタに対応する複数の分配合成器11、移動局1と通信を行うための複数の送受信機12を有する。分配合成器と送受信機との接続は送受信機4つ単位で自由に変えられる。伝送路上の1タイムスロット13に対応する1または複数の送受信機毎に、その送受信機を使用するかしないかの設定ができ、タイムスロットを割り当てる機能を有する装置は1または複数の送受信機毎の使用未使用を認識でき、これによりその装置は、使用する送受信機のみを対象として伝送路4上のタイムスロット13-1〜13-8への割り当てを行うことができる。

請求項（抜粋）：

カバーするエリアが複数のセクタに別れた無線基地局と、該セクタ内で該無線基地局を介して通信を行う移動局と、音声処理等の所定の処理を行う制御局と、一定の大きさの複数のスロットを用いて前記無線基地局と前記制御局間の情報伝送を行う伝送路とを備えた移動体通信システムにおいて、前記伝送路のスロット単位に対応し前記移動局と前記制御局に対して通信を行うための複数の送受信機と、それぞれ異なったセクタに対応し該セクタ毎に受信したキャリアを該当の複数の送受信機へ分配し複数の送受信機からのキャリアを合成する複数の分配合成器と、該分配合成器と前記送受信機の接続組み合わせを自由に変更可能とする入出力端子接続切り替え手段とを具備したことを特徴とする移動体通信システムの無線基地局。