特許
J-GLOBAL ID:200903095276807249

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-038656
公開番号(公開出願番号):特開平5-206896
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 ダブルトーク発生時においても演算される擬似エコー信号に誤差が生じることがなく、常に安定した精度のエコー信号の消去動作を行なうエコーキャンセラを提供する。【構成】 擬似エコー信号を作成し、デイジタルエコー信号を差演算消去するエコーキャンセラにおいて、ダブルトークの非発生時には、修正回路7を作動させ、修正されたタップ係数をレジスタ8a、8bに順次書込み、書込まれたタップ係数を順次たたき込み積分回路3に入力し、ダブルトーク検出器9がダブルトークを検出すると、修正回路7の動作を停止し、現在タップ係数が修正されていないレジスタのタップ係数をたたみ込み積分回路3に入力する制御回路10を設け、ダブルトーク発生時には、乱れたタップ係数を使用せずに擬似エコー信号を演算し、常に安定した高精度のエコー信号の消去が可能な構成にした。
請求項(抜粋):
デイジタル受信信号と適応フイルタのタップ係数とをたたみ込み積分回路に入力し、このたたき込み積分回路で擬似エコー信号を演算し、この擬似エコー信号によってデイジタルエコー信号を消去するエコーキャンセラにおいて、ダブルトークを検出するダブルトーク検出器と、前記タップ係数を修正する修正回路と、前記適応フイルタに設けられ、修正されたタップ係数が順次書込まれる複数のレジスタと、ダブルトークの非発生時には、前記修正回路を作動させ、修正されたタップ係数を前記レジスタに順次書込み、書込まれたタップ係数を前記たたき込み積分回路に順次入力し、前記ダブルトーク検出器がダブルトークを検出すると、前記修正回路の動作を停止し、現在タップ係数が修正されていないレジスタのタップ係数を前記たたみ込み積分回路に入力する制御回路とを有することを特徴とするエコーキャンセラ。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭59-100637
  • 特開昭59-167131
  • 特開昭62-024726
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審査官引用 (6件)
  • 特開昭59-100637
  • 特開昭59-167131
  • 特開昭62-024726
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