特許
J-GLOBAL ID:200903095291960142

スチレン系ブロック共重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿形 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122817
公開番号(公開出願番号):特開平5-295056
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【構成】 (A)スチレン系モノマーを繰り返し単位とする高度のシンジオタクチック構造を有する重合体セグメント80〜99.9重量%と、(B)末端に重合活性ビニル基を有する数平均分子量300〜10000のマクロモノマーに由来する重合体セグメント20〜0.1重量%とから成る[η]が0.07〜20のスチレン系ブロック共重合体、及びスチレン系モノマーを、遷移金属化合物とアルミニウム縮合化合物又は配位錯体化合物とから成る触媒の存在下重合させたのち、これと該マクロモノマーとを重合させて前記スチレン系ブロック共重合体を製造する方法である。【効果】 シンジオタクチックポリスチレンが本来有する優れた耐熱性、耐薬品性及び電気特性を保持するとともに、他の性質が改善され、複合材料の素材や耐熱性エラストマーなどとして有用なスチレン系ブロック共重合体が容易に得られる。
請求項(抜粋):
(A)一般式CH2=CH-Ar-(R1)p(式中のArは二価の芳香族基、R1は水素原子、ハロゲン原子又は炭素原子及びケイ素原子の中から選ばれた少なくとも1種を含む置換基、pは1〜5の整数であり、pが2以上の場合、R1は同じものでも、異なるものであってもよい)で表わされるスチレン系モノマーを繰り返し単位とする高度のシンジオタクチック構造を有する重合体セグメント80〜99.9重量%と、(B)アニオン重合性モノマーをアニオン重合開始剤を用いて重合させたのち、これと含ハロゲン不飽和化合物とを反応させて得られた末端に重合活性ビニル基を有する数平均分子量300〜10000のマクロモノマーに由来する重合体セグメント20〜0.1重量%とから成り、かつ1,2,4-トリクロロベンゼン溶液中温度135°Cで測定した極限粘度[η]が0.07〜20dl/gであることを特徴とするスチレン系ブロック共重合体。
IPC (2件):
C08F297/02 MRD ,  C08F297/04 MRH

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