特許
J-GLOBAL ID:200903095293001789

金属材質の腐食測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132676
公開番号(公開出願番号):特開平9-297117
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 電気化学的ノイズ法を用いて、金属表面の全面腐食および局所腐食の腐食速度を信頼性よく工業的にも有利に監視し得るようにする。【解決手段】 腐食測定対象の金属表面と同一材質の金属電極21、22、23を同一腐食条件下に曝らした状態で、該各金属電極間のカップリング電流aおよび電気化学的電流ノイズbを測定する腐食電流測定手段24、26と、同一材質の金属試料61を同一腐食条件下に曝らした状態で、該金属試料の腐食減量から腐食度dを測定する腐食度測定手段62と、測定された各電流測定データa、bを取り入れて時系列に蓄積し、且つ測定された腐食度測定データdを取り入れて蓄積するデータ記憶手段72と、蓄積した各電流測定データと腐食度測定データとを相互に対比して腐食係数K1 、K2 を算出する腐食係数算出手段73、74と、各電流測定データと腐食係数とからそれぞれの腐食速度C1 、C2 を算出する腐食速度算出手段76、77と、算出した腐食速度を時系列に出力表示する出力表示手段81、82とを備えて構成する。
請求項(抜粋):
腐食測定対象の金属表面と同一もしくはほぼ同一材質の複数個の金属電極を同一もしくはほぼ同一の腐食条件下に曝らした状態で、該各金属電極間のカップリング電流および電気化学的電流ノイズをそれぞれに測定する腐食電流測定手段と、前記と同一もしくはほぼ同一材質の金属試料を同一もしくはほぼ同一の腐食条件下に曝らした状態で、該金属試料の腐食減量から腐食度を測定する腐食度測定手段と、前記腐食電流測定手段で測定されたカップリング電流および電気化学的電流ノイズの各電流測定データを取り入れて時系列に蓄積すると共に、前記腐食度測定手段で測定された腐食度測定データを取り入れて蓄積するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に蓄積した各電流測定データと腐食度測定データとを相互に対比してそれぞれの腐食係数を算出する腐食係数算出手段と、前記各電流測定データと前記腐食係数算出手段で算出された対応する各腐食係数とから、それぞれの腐食速度および平均腐食速度を算出する腐食速度算出手段と、前記腐食速度算出手段で算出した腐食速度および平均腐食速度を時系列に出力表示する出力表示手段とを備えることを特徴とする金属材質の腐食測定装置。
IPC (2件):
G01N 27/26 351 ,  G01N 17/02
FI (2件):
G01N 27/26 351 A ,  G01N 17/02
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平1-121746
  • 特開平4-032758
  • 特開平3-229143
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