特許
J-GLOBAL ID:200903095301236588

トンネル覆工工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-068085
公開番号(公開出願番号):特開平7-247794
出願日: 1994年03月11日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 覆工版を3分割以上に分割して施工する場合の不安定構造を安定化させる。【構成】 覆工すべきトンネル1の左右の側壁部に側壁2を構築すると共に、路盤上にレール3を敷設した後、天端部及び左右側壁部の三分割構造の三枚の円弧形PC覆工板4,5,5をアーチ方向に接合し、これら覆工版の複数スパン分を一体にアーチ型に組立ててそれらの下端を左右の側壁2,2上に支持固定しながら、既設トンネル1のアーチ部に沿って建込んで保持し、この保持状態において各覆工版4,5,5の複数箇所に埋設したインサート6に予め挿通しておいた支圧ボルト7をトンネル1の内壁に向かって突出させ、その先端に回転自在に取付けた支圧板8を圧接してこの内壁を反力として各覆工版4,5,5をその外面側から押圧することにより、覆工版4,5に円周上のストレスを与えて自立させ、不安定構造のアーチを安定化させた後、トンネル1と覆工板4,5との空隙に裏込め材9を充填して一体化するを特徴としている。
請求項(抜粋):
覆工すべきトンネルの左右の側壁部に側壁を構築すると共に、路盤上にレールを敷設した後、天端部及び左右側壁部の三分割構造の三枚の円弧形PC覆工板をアーチ方向に接合し、これら覆工版の複数スパン分を一体にアーチ型に組立ててそれらの下端を左右の側壁上に支持固定しながら、既設トンネルのアーチ部に沿って建込んで保持し、この保持状態において各覆工版の複数箇所に埋設したインサートに予め挿通しておいた支圧ボルトをトンネルの内壁に向かって突出させ、その先端に回転自在に取付けた支圧板を圧接してこの内壁を反力として各覆工版をその外面側から押圧することにより、これらの覆工版に円周上のストレスを与えて自立させ、不安定構造のアーチを安定化させた後、トンネルと覆工板との空隙に裏込め材を充填して一体化することを特徴とするトンネル覆工工法。

前のページに戻る