特許
J-GLOBAL ID:200903095302608098

熱交換器の生物汚損防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-121455
公開番号(公開出願番号):特開平10-300389
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 熱交換器の各伝熱管に均一にオゾンを供給する一方、注入するオゾンが無駄に消費されるのを防ぐこと。【解決手段】 復水器出口管7aと復水器入口管6aとの間に三方弁8、9を介して第1循環水管10が設けられ、同様に三方弁8、9を介して復水器出口管7bと復水器入口管6bとの間に第2循環水管11が設けられる。第1および第2循環水管10、11の共通の経路として構成される部分にオゾン供給装置12が設けられる。このオゾン供給装置12は熱交換器の伝熱管に付着しようとする海洋生物を死滅させるためにオゾンを生成するオゾン発生装置を有する。
請求項(抜粋):
各々複数本の伝熱管からなる第1および第2管束を備え、これらの第1および第2管束の各伝熱管に冷却水としての海水を導き、かつそこから排出するように、前記第1管束の入口水室および出口水室に入口および出口系統をそれぞれ接続すると共に、前記第2管束の入口水室および出口水室に入口および出口系統をそれぞれ接続してなる熱交換器において、前記第1管束用の該出口系統と入口系統との間に海水を再循環させる切り換え手段を備えた第1循環水系統および前記第2管束用の該出口系統と入口系統との間に海水を再循環させる切り換え手段を備えた第2循環水系統をそれぞれ設けると共に、熱交換器の運転中、前記第1管束および前記第2管束のいずれか一方あるいは双方に海洋生物を死滅させるオゾンを供給するように前記第1および第2循環水系統の双方と連絡するオゾン供給装置を設けたことを特徴とする熱交換器の生物汚損防止装置。

前のページに戻る