特許
J-GLOBAL ID:200903095303597901

アーク切換開閉器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-550982
公開番号(公開出願番号):特表2002-505797
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】本発明は、大きな消耗余裕を得るため、複数のフィンガ形接触子(2)が、例えば、銅製の重なり合わされた複数のストリップから形成された曲がりやすい複数のテープ(6)を介して第1の電気端子接続されている。これらのフィンガ形接触子(2)に連結していて、これらのフィンガ形接触子(2)に動かないように接続されているこのテープ(6)の接続部分(7)が、それぞれこれらのストリップを圧着溶接することによって硬化されている。遮断状態では、これらのテープ(6)及びこれらのフィンガ形接触子(2)の一部が、外側に面している1つの支持面(10)に密接している。その一方で、投入状態では、少なくともこれらのフィンガ形接触子(2)と接続部分(7)とが、これらのテープ(6)を曲げつつ切換開閉軸線(1)に沿って摺動可能な1本の切換開閉ピン(3)の外側面に接触することによってこの支持面(10)から遊離されている。この切換開閉軸線に対して約30°の角度をそれぞれなす比較的短い複数のフィンガ形接触子(2)及び複数の接続部分(7)の間の電磁的な引力によって引き起こされた押圧力が、これらの接触子の反発力をほぼ相殺する。その一方で、これらのテープ(6)の曲がりやすい部分に作用する応力が、この支持面(10)によってほとんど受け止められる。
請求項(抜粋):
少なくとも投入位置で、第1の接触子が第1の電気端子に接続されていて、 この第1の接触子が多数のフィンガ形接触子(2)を有する1つのチューリッ プ形接触子に形成され、かつ、少なくとも投入位置で、第2の接触子が第2の 電気端子に接続されていて、この第2の接触子が1本の切換開閉ピン(3)に 形成され、この切換開閉ピン(3)は、その投入位置で切換開閉軸線(1)に 沿ってこの第1の接触子に向かって相対的に摺動し、この投入位置では、この チューリップ形接触子のこれらのフィンガ形接触子(2)が、この切換開閉ピ ン(3)にその外側面で接触し、その結果、この第1の接触子とこの第2の接 触子とを有するアーク切換開閉器が、この第1の電気端子とこの第2の電気端 子との間に電流経路を形成し、この切換開閉ピン(3)がこの第1の接触子か ら隔てられている遮断位置で、この電流経路が切替え可能である、この第1の 接触子とこの第2の接触子とを有するアーク切換開閉器において、 このチューリップ形接触子のこれらのフィンガ形接触子(2)は、これらの フィンガ形接触子(2)とこの切換開閉軸線(1)とがなす角度を変更可能に する曲がりやすい導体を介してこの第1の電気端子に接続されていることを特 徴とするアーク切換開閉器。
IPC (2件):
H01H 31/02 ,  H01H 1/38
FI (2件):
H01H 31/02 A ,  H01H 1/38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-192229

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