特許
J-GLOBAL ID:200903095304862544

蛍光エネルギー移動解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  塩田 辰也 ,  寺崎 史朗 ,  池田 成人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-003450
公開番号(公開出願番号):特開2004-219104
出願日: 2003年01月09日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】蛍光エネルギー移動効率を簡易な作業で定量的に測定する。【解決手段】この発明は、投光部、検出部および演算部を備えている。投光部は、ドナー励起用の光およびアクセプタ退色用の光を放出する。検出部は、試料から発する蛍光を検出する。演算部は、検出部の出力を用いて蛍光エネルギー移動効率を算出する。検出部は、複数の波長域の光を独立に検出する。これらの波長域の一つは、ドナーよりもアクセプタの蛍光スペクトルとの間に大きな重なりを有している。このため、この波長域の出力は、アクセプタの蛍光強度を十分に反映する。この波長域は、退色用の光の波長域と重複しない。このため、退色用の光を検出部の手前で遮断するときでも、アクセプタの蛍光を検出できる。したがって、アクセプタの退色中にリアルタイムでアクセプタ蛍光強度を測定できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ドナーおよびアクセプタを含む試料の蛍光エネルギー移動効率を測定する蛍光エネルギー移動解析装置であって、 前記試料に照射すべきドナー励起用の光およびアクセプタ退色用の光を選択的に放出する投光部と、 前記ドナー励起用の光の前記試料への照射に起因して前記試料から発する蛍光を検出し、その蛍光の強度に応じた出力を生成する検出部と、 前記検出部の出力を用いて蛍光エネルギー移動効率を算出する演算部と を備え、 前記検出部は、互いに異なる第1、第2および第3の波長域の光を独立に検出し、 前記第1波長域は、前記アクセプタの蛍光スペクトルとの間よりも前記ドナーの蛍光スペクトルとの間に大きな重なりを有しており、 前記第2波長域は、前記ドナーの蛍光スペクトルとの間よりも前記アクセプタの蛍光スペクトルとの間に大きな重なりを有しており、 前記第3波長域は、前記ドナーの蛍光スペクトルとの間よりも前記アクセプタの蛍光スペクトルとの間に大きな重なりを有し、かつ、前記アクセプタ退色用の光の波長域との間に実質的な重なりを有さない 蛍光エネルギー移動解析装置。
IPC (1件):
G01N21/64
FI (1件):
G01N21/64 F
Fターム (19件):
2G043BA16 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043FA02 ,  2G043FA06 ,  2G043GA01 ,  2G043GB01 ,  2G043GB18 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA09 ,  2G043HA11 ,  2G043JA02 ,  2G043JA04 ,  2G043JA05 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043LA03 ,  2G043NA01

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