特許
J-GLOBAL ID:200903095305227532
増幅器の位相補償回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷 義一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-326620
公開番号(公開出願番号):特開平6-216662
出願日: 1992年12月07日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 増幅器の出力電流変動下にあっても、位相補償を可能とした回路を構成する。【構成】 2段の増幅段からなる増幅器の、1段目と2段目の出力の間に、抵抗RC (MOSトランジスタMC のソース・ドレイン間抵抗)と静電容量CC を直列に接続し、このRC とCC で入出力特性の位相補償を行う回路において、2段目の信号増幅用トランジスタの伝達コンダクタンスgm を検出し、この検出値を用いてRC の値を制御し、RC の値をパラメータとしている位相特性の零点を、gm の変化に依存して変動する位相特性の極にトラッキングさせ、位相補償を容易にする回路を構成する。
請求項(抜粋):
2段の増幅段から成る増幅器において、1段目の増幅段と2段目の増幅段の出力の間に抵抗RC と静電容量CC を直列に接続し、該RC と該CC により入出力特性の位相補償を行う回路において、前記2段目の増幅段に含まれる信号増幅用トランジスタにおける伝達コンダクタンスgm を検出する手段と、該検出値を用いて前記RC の値を制御することにより、RC の値をパラメータとしている位相特性の零点を、該gm の変化に依存して変動する位相特性の極にトラッキングさせる手段とを具備したことを特徴とする増幅器の位相補償回路。
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