特許
J-GLOBAL ID:200903095318615850

自動車用エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261316
公開番号(公開出願番号):特開平6-108887
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、シフトレバーの位置が、実際の変速段位以外の位置に操作された場合には、全筒/休筒切り換えを行わないようにして、運転者に不快感を与えないようにすることのできる構造を備えた自動車用エンジンを得ることにある。【構成】本発明は、エンジン回転数センサ4およびブースト圧センサ5により割り出される空気の体積効率により全筒でのバルブ開閉を行なう場合と一部の気筒でのバルブ開閉を行なう場合とを判定するとともに、シフトポジションスイッチ6からの信号が入力された場合、実際に第1段、第2段へのシフトが行われた場合をシフトポジションスイッチ6からの信号の継続状態により判別し、継続している場合に限って発進時と判断して全筒状態への切り換えを行う制御部3を備えたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
低速用、高速用のカムプロフィールを設定されたバルブ開閉用カムを備え、これらカムに対するロッカーアーム側での従動状態を切り換えることにより、バルブの開閉量およびバルブの休止状態を設定できるバルブ機構を備えた自動車用エンジンにおいて、エンジン回転数を検出する回転数センサと、スロットル開度に応じた気筒内での空気の体積効率を割り出すためのブースト圧センサと、シフトレバーの位置が第1段、第2段を選択するシフト方向と交差するセレクト方向の位置に達したことを検知するシフトポジションスイッチと、少なくとも、上記回転数センサ、ブースト圧センサおよびシフトポジションスイッチとを入力側に接続され、出力側には、上記バルブ機構の駆動部が接続されている制御部とを備え、上記制御部は、エンジン回転数および空気の体積効率に基づく負荷情報によって全気筒を対象としてバルブの開閉を行なわせる全筒状態および全気筒のうちの一部の気筒のバルブの開閉停止による休筒状態を設定するマップを備え、全筒状態および休筒状態設定のための判別を行なうとともに、シフトポジションスイッチからの信号が入力されたとき、この信号が所定時間経過した後においても入力されているときに限って全筒状態を設定する指令を上記バルブ機構の駆動部に出力することを特徴とする自動車用エンジン。

前のページに戻る