特許

J-GLOBAL ID：200903095321106117

インクジェット式記録ヘッド

発明者： 富田 真也 ,  小川 俊孝 ,  飛田 悟
出願人/特許権者： 日立工機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-334499
公開番号（公開出願番号）：特開2003-136706
出願日： 2001年10月31日
公開日（公表日）： 2003年05月14日
要約：

【要約】【課題】 圧電振動体のハウジングへの固定をラフにおこなっても、圧電振動体の効率を損なうことなく、圧電材料板の消費量を可及的に少なくしてコストの引き下げを図ることができ、さらには圧電振動体を正確、かつ容易に流路構成部材に位置決めできるインクジェット式記録ヘッドを提供することである。【解決手段】圧電振動体が固定される基台の質量をmB(kg)、前記圧電振動体を駆動するための駆動信号の立ち上がり時間をTfall(s)とした場合に、mBとTfallから求まるバネ定数が2×mB/Tfall2≧5.0e6(N/m)となるようにした。

請求項（抜粋）：

圧電材料と導電材料とをそれぞれ交互に積層し、各々一端側が基台に固定され他端側を自由端とした複数の圧電振動体と、ノズル開口に連通するインクチャンバを有し複数の前記圧電振動体の自由端が前記インクチャンバに対応して当接されている流路形成部材とを備え、ノズル開口に対応して配列された前記圧電振動体に駆動信号が印加されることにより、前記圧電振動体の前記自由端側の先端により前記インクチャンバの容積を膨張、収縮させ、前記ノズル開口からインクを外部に放出するインクジェット式記録ヘッドにおいて、前記圧電振動体が固定される基台の質量をmB(kg)、前記圧電振動体を駆動するための駆動信号の立ち上がり時間をTfall(s)とした場合に、mBとTfallから求まるバネ定数が2×mB/Tfall2≧5.0e6(N/m)となることを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。

IPC (2件)：

B41J 2/045 ,  B41J 2/055

Fターム (5件)：

2C057AF54 ,  2C057AF93 ,  2C057AG56 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14

引用特許：

審査官引用 (2件)

• インクジェット記録ヘッド
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-111482   出願人：セイコーエプソン株式会社
• インクジェット印刷ヘッド
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-169776   出願人：オセ-ネーデルランドビーブイ