特許
J-GLOBAL ID:200903095327258156

旋回スクロールの加工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-160526
公開番号(公開出願番号):特開平6-000712
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 スクロール圧縮機の主要構成部品である旋回スクロールが、形状的に低剛性でも良好な鏡板面平面度を得る加工方法を提供する。【構成】 旋回スクロール1の鏡板部3外周に設けた周溝と、チャック部7に形成した放射溝8を利用し、バッキングプレート11側の引き爪12の先端を、該溝に挿入し且つ放射溝を跨ぎ均等に掛けた状態で、引き爪12を旋回スクロールの軸心と平行方向に加圧し、旋回スクロール1をバッキングプレート11に極力変形しない状態で、高精度に密着固定して、エンドミル等により加工を行う。【効果】 直角精度の得やすいバッキングプレート面に、垂直に旋回スクロールの端面を当接し、引き爪及びワークの微小な弾性変形で締め付け固定でき、締め付け変形が少なく、良好な鏡板面平面度を得ることが出来る。
請求項(抜粋):
円盤状の鏡板から渦巻状のラップが屹立してなる旋回スクロールの加工法において、円盤状の鏡板の外周に一条の任意幅の周溝を刻設する工程と、鏡板の反ラップ側端面に鏡板の外周を分断する任意個数の放射溝を刻設する工程と、前記周溝内に複数のチャックの引き爪を挿入し、しかも、引き爪中心と放射溝中心を合致させて放射溝左右任意範囲に引き爪を掛け、旋回スクロールの軸方向に引き付け、バッキングプレートに旋回スクロールを密着固定する工程と、該密着固定した状態で工具により所要の面を加工する工程とからなることを特徴とする旋回スクロールの加工法。
IPC (3件):
B23C 3/32 ,  B23B 31/19 ,  F04C 18/02 311

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