特許
J-GLOBAL ID:200903095331777915

真実の転がり接触を有するリリーブされた円すいころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-592546
公開番号(公開出願番号):特表2003-512577
出願日: 1999年12月29日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】円すいころ軸受は、内輪及び外輪と、少なくとも2列に編成される円すいころとを有し、一方の列のころは他方の列のころと略整列される。ころの大端は、夫々の列のころに夫々のテーパーされた軌道を上方へ移動させる力が他方の列のころによって防止されるよう互いに対して向けられる。2列中の整列されたころの端面は、互いと接触するか、さもなければ介在するころと接触する。ころと、ころが転動する軌道の幾何形状は、一方の軌道輪が他方の軌道輪に対して回転するとき純粋な転がり接触がころの側面と軌道との間に存在し、純粋な転がり接触がころの端面においても存在するような幾何形状である。更に、全ての組の整列されたころに対する接触線は、同期しころは安定している。一方の列のころがリリーブされ、これは、リリーブされたころの構造に依存して、安定性を向上させ、ころにラジアル荷重を伝達することを可能にさせ、又は、軸受を非常にコンパクトにさせ軸受中の潤滑剤の循環を容易にさせる。
請求項(抜粋):
内輪と、外輪と、第1のころと、第2のころとを有し、軸Xの回りの回転を与える装置であって、 上記内輪は、上記軸Xに対して外側に夫々向けられた、上記軸Xに対して角α1を成す第1のテーパーされた軌道、及び、上記軸Xに対して角α2を成す第2のテーパーされた軌道を含み、 上記外輪は、上記軸Xに対して内側に夫々向けられた、上記内輪の上記第1の軌道の反対側にあり上記軸Xに対して角β1を成す第1のテーパーされた軌道、及び、上記内輪の上記第2の軌道の反対側にあり上記軸Xに対して角β2を成す第2のテーパーされた軌道を含み、 上記第1の軌道によって形成される包絡面は略第1の点で上記軸Xと交差し、上記第2の軌道によって形成される包絡面は略第2の点で上記軸Xと交差し、上記内輪の上記第1及び上記第2の軌道によって形成される包絡面は上記第1の点と上記第2の点との間にある点Aで略互いと交差し、上記外輪の上記第1及び上記第2の軌道によって形成される包絡面は上記第1の点と上記第2の点との間にある点Cで略互いと交差し、 上記第1のころは、両方の上記第1の軌道の間にあり、上記第1の軌道と本質的に線接触する側表面及び端表面を有し、軸Uを有し、上記軸Uと上記外輪の上記第1の軌道に対する上記包絡面との間に開先角度γ1があり、上記軸Uと上記内輪の上記第1の軌道に対する上記包絡面との間に開先角度δ1があり、 上記第2のころは、両方の上記第2の軌道の間にあり、一方の上記第2の軌道と本質的に線接触する大きい側表面及び他方の上記第2の軌道と本質的に線接触する小さい側表面を有し、軸Vを有し、上記軸Vと上記外輪の上記第2の軌道に対する上記包絡面との間に開先角度γ2があり、上記軸Vと上記内輪の上記第2の軌道に対する上記包絡面との間に開先角度δ2があり、上記側面の大端を越える端面も有し、 上記各第1のころに対して、略整列される第2のころがあり、 上記第1及び上記第2のころは組に編成され、全ての組の上記第1及び上記第2のころは夫々の端表面の方向に互いと接触し、上記第2のころは上記第1のころのアキシアル方向の変位を防止し、上記第1のころは上記第2のころのアキシアル方向の変位を防止する装置。
Fターム (9件):
3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101FA41 ,  3J101FA53

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