特許
J-GLOBAL ID:200903095334348500

地盤アンカーの施工方法及び削孔ケーシング内の止水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128614
公開番号(公開出願番号):特開平8-326054
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 地下水位より深い位置において施工される地盤アンカーの施工方法と、削孔ケーシング内の止水装置を提供する。【構成】 地盤アンカーの施工方法において、削孔ケーシングの引き抜き工程に先立ち、加圧パイプの外周に削孔ケーシングのジョイント部の小口径部を通過するが被圧水圧に対し小口径部の段部に行き止まり止水機能を発揮する止水装置を、削孔ケーシング内へ挿入し、押さえ治具で前記加圧パイプを支持せしめた状態で削孔ケーシングを少なくとも一つのジョイント部が露出する長さ引き抜き、露出したジョイント部を分離して削孔ケーシングの引き抜きと回収及び注入材の加圧注入を行う。【効果】 削孔ケーシングの引き抜き工程における押さえ治具の盛替え作業が極めて容易であり、削孔ケーシングの分離回収を効率的に安全に行える。
請求項(抜粋):
削孔ケーシングによりアンカー施工用の孔を掘り進み、削孔後に同削孔ケーシング内へグラウトを充填し、更にアンカー部材を削孔ケーシング内へ挿入し、その後削孔ケーシングを引き抜きながら定着長部の範囲では注入材の加圧注入を行い、最終的に口元パッカーで止水処理をして養生を行う地盤アンカーの施工方法において、前記削孔ケーシングの引き抜き工程に先立ち、中心部に加圧パイプを備え外周には削孔ケーシングのジョイント部分の小口径部を通過することが可能で同削孔ケーシング内の被圧水圧に対しては前記小口径部が形成する段部に行き止まり止水機能を発揮するパッキングを備えた止水装置を、削孔ケーシングの外端部分の中空部内へ挿入し設置すると共に、固定系に反力をとって前記加圧パイプを掴み支持する押さえ治具を設けること、前記押さえ治具で前記加圧パイプを支持せしめた状態で削孔ケーシングを少なくとも一つのジョイント部分が露出する長さ引き抜き、削孔ケーシングは前記露出したジョイント部分を分離し回収すること、以下同様の工程を繰り返して削孔ケーシングの引き抜きと注入材の加圧注入を行うこと、をそれぞれ特徴とする地盤アンカーの施工方法。
IPC (2件):
E02D 5/80 ,  E02D 5/76
FI (2件):
E02D 5/80 Z ,  E02D 5/76

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