特許
J-GLOBAL ID:200903095334425289

蓄熱式バーナを備えた加熱炉の燃焼方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038481
公開番号(公開出願番号):特開平9-292119
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 バーナでの未燃焼可燃性ガスの大気中への放出による損出を皆無とし、かつ、未燃焼可燃性ガスに起因する配管内での爆発を防止する。【解決手段】 排気側バーナの排ガス吸引口直近または排気側バーナから蓄熱体までの間で未燃焼可燃性ガス燃焼用の空気、酸素あるいは酸素富化した空気を供給し、燃焼排ガス中の未燃焼可燃性ガスを蓄熱体に至るまでに完全燃焼させることによって、未燃焼可燃性ガスの大気中への放出による未燃焼熱損失を防止し、システム全体としての燃焼効率を向上すると共に、燃焼切替え時の未燃焼可燃性ガスに起因する配管内での爆発を防止する。
請求項(抜粋):
蓄熱体を備えた2本のバーナを一対とし、もしくは多本数のバーナを一対とし、一方のバーナ群が蓄熱体に蓄熱した熱で燃焼用空気を予熱しながら燃焼するときには、炉内の燃焼排ガスを他方のバーナ群の燃焼用空気流路より排気して蓄熱体に排ガス顕熱を蓄熱し、他方のバーナ群が蓄熱体に蓄熱した熱で燃焼用空気を予熱しながら燃焼するときには、炉内の燃焼排ガスを前記一方のバーナ群の燃焼用空気流路より排気して蓄熱体に排ガス顕熱を蓄熱する操作を交互に繰り返す蓄熱式バーナが設置され、バーナでの空気比を1.0未満にして燃焼させる加熱炉の燃焼方法において、排気側バーナの排ガス吸引口直近または排気側バーナから蓄熱体までの間で燃焼用空気を供給し、燃焼排ガス中の未燃焼可燃性ガスを蓄熱体に至るまでに完全燃焼させることを特徴とする蓄熱式バーナを備えた加熱炉の燃焼方法。
IPC (3件):
F23L 15/02 ,  F23L 7/00 ,  F23L 9/04
FI (4件):
F23L 15/02 ,  F23L 7/00 A ,  F23L 7/00 B ,  F23L 9/04

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