特許
J-GLOBAL ID:200903095337801249

低分散度平板状粒子乳剤の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-146736
公開番号(公開出願番号):特開平5-173268
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 低度の総粒子分散度を示す平板状ハロゲン化銀粒子を含む写真乳剤の製造方法を開示する。【構成】 平行双晶面を有するハロゲン化銀粒子核集団を形成後、そのハロゲン化銀粒子核の一部を熟成する。次に、残りの平行双晶面を有するハロゲン化銀粒子核を平板状ハロゲン化銀粒子が形成するまで成長させる。前記ハロゲン化銀粒子核が形成する前に分散媒質に臭素イオンを組み入れ、そしてハロゲン化銀粒子核中に平行双晶面が形成するときに、共重合体の分子量の少なくとも4%を占める親油性アルキレンオキシドブロック単位で連結された末端親水性アルキレンオキシドブロック単位を含むポリアルキレンオキシドブロック共重合体界面活性剤を組み入れることによって、乳剤の総粒子分散度は低減される。
請求項(抜粋):
分散媒質の存在下で平行双晶面を有するハロゲン化銀粒子核集団を形成する工程、そのハロゲン化銀粒子核の一部を熟成する工程、ならびに残存した平行双晶面を有するハロゲン化銀粒子核を成長させて平板状ハロゲン化銀粒子を形成する工程、を含んでなる低度の総粒子分散度を示す平板状ハロゲン化銀粒子を含有する写真乳剤の製造方法であって、(a)前記ハロゲン化銀粒子核を形成する前に実質的に臭素イオンからなるハロゲンイオンを分散媒質中に存在せしめ、そして(b)前記ハロゲン化銀粒子核中に平行双晶面が形成されるときに、粒子分散度を低減する濃度のポリアルキレンオキシドブロック共重合体界面活性剤を存在せしめ、そしてこの界面活性剤が該共重合体の分子量の4〜96%を占める親油性アルキレンオキシドブロック単位によって連結された2つの末端親水性アルキレンオキシドブロック単位を含んでなる、ことを特徴とする写真乳剤の製造方法。
IPC (4件):
G03C 1/015 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/043 ,  G03C 1/07

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