特許
J-GLOBAL ID:200903095337915422
被処理物の加熱処理方法と加熱処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017788
公開番号(公開出願番号):特開2000-210649
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 ロータリーキルン方式による加熱処理装置は、回転ドラムを一方向に回転させることで被処理物を回転させながら供給口側から排出口側に搬送し、その間において、所定の加熱制御(温度と加熱時間)を行っている。特に、加熱処理によって被処理物から有害成分を分解析出し、析出した有害成分と混合した薬剤とを反応させて無害化処理をする場合、反応環境(薬剤との混合状態、反応時間)の確保が重要なポイントとなる。【解決手段】 回転円筒体2に有機性物質を含む被処理物と、多孔質薬剤の混合処理物を投入し、この回転円筒体を加熱手段で加熱しながら正転、逆転し、正転、逆転の運転時間を適宜調整することで、被処理物の加熱処理炉1内での滞留時間の調整を可能とし、この調整によって反応環境を容易に整合することができるようにする。
請求項(抜粋):
有機性物質を含む被処理物に薬剤を混合又は添加した混合被処理物を、加熱手段および被処理物の移送手段を有する回転円筒体に搬入し、該回転円筒体の回転によって混合被処理物を回転円筒体内を一方向側から他方向側に加熱しながら移送するようにした被処理物の加熱処理方法において、前記薬剤は、加熱により分離飛散する気化成分を含有し、且つ有害成分と反応して無害な塩類を生成するアルカリ物質体からなり、該アルカリ物質体を加熱してアルカリ物質体に含有する気化成分を分離除去して表面積が増加した多孔質薬剤となし、該多孔質薬剤を前記回転円筒体に混入又は添加し、この回転円筒体を正転および逆転することで混合被処理物の回転円筒体内での滞留時間を制御し、この制御によって加熱により被処理物から分解析出する有害物と、混合又は添加した多孔質薬剤との反応環境を整合し、前記有害物を無害な物質に効果的に置換生成するようにしたことを特徴とする被処理物の加熱処理方法。
IPC (4件):
B09B 5/00
, B09B 3/00
, F23G 5/02 ZAB
, F23J 7/00
FI (4件):
B09B 5/00 M
, F23G 5/02 ZAB D
, F23J 7/00
, B09B 3/00 303 H
Fターム (44件):
3K061AA08
, 3K061AB02
, 3K061AC02
, 3K061AC03
, 3K061BA05
, 3K061BA10
, 3K061CA07
, 3K061KA02
, 3K061KA06
, 3K061KA27
, 3K061KA28
, 3K065AA08
, 3K065AB02
, 3K065AC02
, 3K065AC03
, 3K065BA05
, 3K065BA10
, 3K065CA20
, 4D004AA01
, 4D004AA46
, 4D004AB05
, 4D004AB06
, 4D004AB07
, 4D004CA04
, 4D004CA15
, 4D004CA22
, 4D004CA24
, 4D004CA26
, 4D004CA28
, 4D004CA30
, 4D004CA32
, 4D004CA40
, 4D004CA42
, 4D004CA47
, 4D004CB09
, 4D004CB26
, 4D004CB34
, 4D004CB36
, 4D004CC11
, 4D004CC12
, 4D004DA02
, 4D004DA06
, 4D004DA13
, 4D004DA20
前のページに戻る