特許
J-GLOBAL ID:200903095338814751

液晶プロジェクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-150464
公開番号(公開出願番号):特開平5-181111
出願日: 1992年06月10日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】コントラストが高く、しかも色調のよい高品質の多色カラー画像を投影表示する。【構成】3つのSTN型液晶表示素子LCD1,LCD2,LCD3に赤,緑,青のうちの1色ずつの色の画像を表示させ、各液晶表示素子を出射した赤,緑,青の画像光を多色カラー画像光に合成して投影面に投影するとともに、各液晶表示素子の液晶セル10,20,30と出射側偏光板12,22,32との間に所定のリタデーションをもつ第1および第2の位相板13および14,13および24,33および34をそれぞれ配置して、各液晶表示素子の液晶セル10,20,30を透過した赤,緑,青の光をそれぞれ直線偏光に補正して出射側偏光板12,22,32に入射させる。
請求項(抜粋):
赤色画像表示用と緑色画像表示用と青色画像表示用との3つのSTN型液晶表示素子と、これら各液晶表示素子を出射した赤,緑,青の画像光を合成した多色カラー画像光を投影面に投影する投影系とを備え、前記各液晶表示素子は、液晶分子を 180°〜 270°のツイスト角でツイスト配列させた液晶セルと、この液晶セルの光入射側および出射側にそれぞれ配置された偏光板と、前記液晶セルと一方の偏光板との間に配置された少なくとも2枚の位相板とで構成するとともに、前記赤色画像を表示する液晶表示素子の各位相板のうち、液晶セル側に位置する第1の位相板のリタデーションの値を、前記液晶セルを出射してこの第1の位相板を透過した光をポアンカレ球上に配して見たとき、赤色帯域のほとんどの波長光が、ポアンカレ球を平面で切ったときの切断面の周縁線に沿ってその付近に分布する値とするとともに、偏光板側に位置する第2の位相板のリタデーションの値を、前記液晶セルを出射し前記第1の位相板を透過した後にこの第2の位相板を透過した光をポアンカレ球上に配して見たとき、赤色帯域のほとんどの波長光がポアンカレ球の赤道上の一点の付近に集中して分布する値とし、前記緑色画像を表示する液晶表示素子の各位相板のうち、液晶セル側に位置する第1の位相板のリタデーションの値を、前記液晶セルを出射してこの第1の位相板を透過した光をポアンカレ球上に配して見たとき、緑色帯域のほとんどの波長光が、ポアンカレ球を平面で切ったときの切断面の周縁線に沿ってその付近に分布する値とするとともに、偏光板側に位置する第2の位相板のリタデーションの値を、前記液晶セルを出射し前記第1の位相板を透過した後にこの第2の位相板を透過した光をポアンカレ球上に配して見たとき、緑色帯域のほとんどの波長光がポアンカレ球の赤道上の一点の付近に集中して分布する値とし、前記青色画像を表示する液晶表示素子の各位相板のうち、液晶セル側に位置する第1の位相板のリタデーションの値を、前記液晶セルを出射してこの第1の位相板を透過した光をポアンカレ球上に配して見たとき、青色帯域のほとんどの波長光が、ポアンカレ球を平面で切ったときの切断面の周縁線に沿ってその付近に分布する値とするとともに、偏光板側に位置する第2の位相板のリタデーションの値を、前記液晶セルを出射し前記第1の位相板を透過した後にこの第2の位相板を透過した光をポアンカレ球上に配して見たとき、青色帯域のほとんどの波長光がポアンカレ球の赤道上の一点の付近に集中して分布する値としたことを特徴とする液晶プロジェクタ。
IPC (6件):
G02F 1/13 505 ,  G02B 27/28 ,  G02F 1/133 500 ,  G02F 1/1335 515 ,  G02F 1/1347 ,  G03B 33/12

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