特許
J-GLOBAL ID:200903095339694806
液化石油ガス中不純物の除去装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-104446
公開番号(公開出願番号):特開2000-297982
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 LNGを原料とする都市ガスを製造する際に、熱量調整のために混合するLPG中の不純物を、都市ガス製造装置で除去可能にする。【解決手段】 LNGは、予熱器13で-120°C程度まで予熱され、混合器14でLPGが混合される。LNGが-120°C以上に予熱されているので、LPG中のメタノールの凝固の問題を生じることなく、オープンラック式のメイン気化器11に導入して混合液を気化させ、-60°C〜-20°C程度まで昇温させることができる。混合ガス中にはミスト状のLPGが含まれ、分離器15内に設けられる伝熱管や邪魔板などに衝突し、不純物が付着して凝集する。海水などの熱源によってLPG成分は蒸発し、不純物だけを胴下部から回収することができる。分離器15から得られる-10°C程度の混合ガスにより予熱器13を加温し、混合ガス自体はサブ気化器12で常温まで昇温させる。
請求項(抜粋):
液化天然ガスの熱量調整に用いる液化石油ガス中から、潤滑油などの不純物を除去する装置であって、液化天然ガスおよび液化石油ガスを、発熱量が規定値となるような割合で混合する混合器と、混合器で混合された混合液が流れる伝熱管を有し、伝熱管内を流れる混合液を-50°C〜-20°Cの温度範囲まで昇温させて気化させる気化器と、横置きの多管式熱交換器としての構造を有し、伝熱管内に熱源流体が流れ、胴内に気化器から気化した混合ガスが導入され、胴内空間に、通過するガスが衝突を繰り返し、ガス中の不純物が付着して下方に流下する障害部材が設けられる分離器とを含むことを特徴とする液化石油ガス中不純物の除去装置。
Fターム (4件):
4D047AA10
, 4D047AB08
, 4D047BB00
, 4D047DA17
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