特許
J-GLOBAL ID:200903095341389484

係留系落下モニタリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163470
公開番号(公開出願番号):特開平10-010232
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 移動している船舶から係留系の落下状態を正確にモニタリングする。【解決手段】 ステップS1において、係留系αにトランスポンダを取り付ける。ステップS2において、係留系の落下状態をモニタリングするために原点データをメモリに書き込む。ステップS3において、n秒経過した時刻で船舶の位置データを測定する。ステップS4において、各トランスポンダの音響測位データを、音響航法装置を用いてそれぞれ測位する。ステップS5において、船舶位置データと原点データとを読み出す。それらを用いて座標変換後の船舶位置データを生成する。ステップS6において、音響測位データと座標変換後の船舶位置データとを読み出し、音響測位データの座標変換を行う。ステップS7において、音響測位変換データを用い、トランスポンダの位置を表示することによって係留系の状態を表示する。
請求項(抜粋):
海洋音響トモグラフィ・システムに用いられ、音波を送出する機能を有したトランスポンダの位置情報を求める音響航法装置を移動している船舶に載せ、該音響航法装置が追跡することが可能な数のトランスポンダを取り付けた係留系を該船舶から海中へ落下させて該係留系の落下状態を経時的に計測する係留系落下モニタリング方法において、前記係留系を海中に投入した時点における前記船舶の地球上の絶対位置を表す原点データを電波航法衛星を用いて求め、該原点データ及び前記係留系を海中に投入した時刻を第1のメモリに書き込む座標原点入力処理を行い、前記座標原点入力処理の後、前記船舶の任意の時刻における地球上の絶対位置を表す船舶位置データを電波航法衛星を用いて測定し、該船舶位置データ及びその測定時刻を第2のメモリに書き込む船舶位置データ書き込み処理と、前記船舶から前記各トランスポンダまでの水平距離データ、該船舶から見た該各トランスポンダの方位、及び該各トランスポンダの海面からの深度を表す音響測位データを前記音響航法装置を用いて測定し、該音響測位データ及びその測定時刻を第3のメモリに書き込む音響測位データ書き込み処理と、前記第2のメモリから読み出した前記各時刻毎の船舶位置データと前記第1のメモリから読み出した原点データとの差分をとることにより、該船舶位置データを該原点データを基準にした船舶位置変換データに変換し、該船舶位置変換データを前記第1のメモリに書き込む船舶位置データ座標変換処理と、前記第3のメモリから読み出した音響測位データに前記第1のメモリから読み出した船舶位置変換データに加えることによって音響測位変換データを生成し、該音響測位変換データを第4のメモリに書き込む音響測位データ座標変換処理とを、所定の時間間隔で繰り返し行って前記係留系の落下状態を経時的に計測することを特徴とする係留系落下モニタリング方法。
IPC (5件):
G01S 15/74 ,  B63B 22/18 ,  G01H 17/00 ,  G01S 3/801 ,  G01S 5/14
FI (5件):
G01S 15/74 ,  B63B 22/18 ,  G01H 17/00 Z ,  G01S 3/801 ,  G01S 5/14

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