特許
J-GLOBAL ID:200903095349260839

多出力DC-DCコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-000612
公開番号(公開出願番号):特開平6-209570
出願日: 1993年01月06日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】ワイヤトランス等の薄型トランスの1次巻線にダイオード、コンデンサ、および、スイッチング素子を接続して構成される回路であって、スイッチング素子のオフ、すなわち、トランスのリセット時に放出される励磁エネルギーを前記コンデンサに蓄積し、該コンデンサから出力電圧を得ることにより、1つのトランスから2系統の直流電圧出力を得るように構成したDC-DCコンバータ。【効果】1組の1次巻線と2次巻線を有するワイヤトランス等の薄型トランスから2系統の直流電圧出力を得ることができるため、トランスの体積、重量を低減でき、さらに、搭載機器体積の小型薄型化に寄与できる。また、トランスの巻数比を小さくすることによりトランスの銅損を低減できるほか、MOS同期整流を使用することで、回路系の損失低減を図れる。また、スイッチング周波数を特に高く選ぶ必要がなく、DC-DCコンバータを安価に構成できる。
請求項(抜粋):
1次巻線および2次巻線を有する薄型トランスと、該薄型トランスの1次巻線に直列接続された、少なくとも1個のスイッチング素子と、前記薄型トランスの1次巻線と前記スイッチング素子との接続点に接続されたダイオードと、該ダイオードの他方の端子に接続された電荷蓄積手段とを具備し、前記薄型トランスの1次巻線に蓄積された励磁エネルギーを、前記スイッチング素子のオフ期間に前記ダイオードを介し、前記電荷蓄積手段に移すことにより、前記電荷蓄積手段の両端から、前記2次巻線から得られる第1の出力とは別の、第2の出力を得る機能を有することを特徴とする多出力DC-DCコンバータ。
IPC (2件):
H02M 3/28 ,  G05F 1/56 310
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-007063
  • 特開平3-082104
  • 特開昭59-204466

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