特許
J-GLOBAL ID:200903095352916834

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285872
公開番号(公開出願番号):特開平7-119657
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 シール部材の加工性,耐久性を向上させると共に、シール性を向上させて圧縮性能を安定させるようにする。【構成】 凹溝5内にバックアップシール21と、バックアップシール21と衝合するフローティングシール22を挿着する。また、各シール21,22の衝合面21A,22Aには、互いに係合する各係合凹部21B,各係合凸部22Bを形成し、フローティングシール22には各係合凸部22Bを貫通する圧力導入孔22Cを形成する。そして、圧縮運転時に、圧縮空気が圧力導入孔22Cから圧力室23,24内に流入すると、フローティングシール22は浮上し、相手方の歯底面8Aに強く摺接するようになる。
請求項(抜粋):
鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、該固定スクロールに対向して設けられ、鏡板の歯底面に該固定スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を画成するように渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロールとを備え、前記固定スクロールと該旋回スクロールとのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部には、該ラップ部の歯先面に沿って延びる凹溝を形成してなるスクロール式流体機械において、前記ラップ部の凹溝内には、該凹溝の底面側に設けられた嵌合機構に凹溝内で衝合するように配設され、相手方の歯底面に摺接するシール部材を設け、前記嵌合機構の衝合面には前記シール部材との間に複数の圧力室を画成する凹凸部を形成し、前記シール部材には、該各圧力室内に圧力を導入することにより、該シール部材を前記嵌合機構上で浮上させる複数の圧力導入孔を形成したことを特徴とするスクロール式流体機械。

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