特許
J-GLOBAL ID:200903095357283996

超音波ドプラ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-277208
公開番号(公開出願番号):特開平11-113909
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 超音波ドプラ装置において、血流信号のうち血流速度信号が逆方向に変化したときにおいてもその信号についてスムージング処理を行ってS/Nを向上することを可能とする。【解決手段】 血流演算処理部4からの血流信号についてスムージング処理を行う画像処理部5の後段に、血流信号の変化した方向成分にて生じる血流像の雑音成分を除去する雑音成分除去手段と、上記演算手段によって求められた血流方向が反転したときにその反転原因がノイズによるものであるか否かを判定するノイズ判定手段と、このノイズ判定手段によりノイズと判定されたときにそのノイズを除去するノイズ除去手段とを有する血流速度信号スムージング処理部9を設けたものである。これにより、血流信号のうち血流速度信号が逆方向に変化したときにおいてもその信号についてスムージング処理を行ってS/Nを向上することができる。
請求項(抜粋):
探触子により被検体内に超音波を送信しそのエコー信号を受信し、この受信したエコー信号のうち上記被検体内の血流によりドプラ偏移を受けた信号を用いて血流の位置と方向を演算手段により求め、この求められた血流信号の画像を血流方向に色相を付与して表示する超音波ドプラ装置において、上記血流信号の変化した方向成分にて生じる血流像の雑音成分を除去する雑音成分除去手段と、上記演算手段によって求められた血流方向が反転したときにその反転原因がノイズによるものであるか否かを判定するノイズ判定手段と、このノイズ判定手段によりノイズと判定されたときにそのノイズを除去するノイズ除去手段とを有する血流速度信号スムージング処理部を設けたことを特徴とする超音波ドプラ装置。

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