特許
J-GLOBAL ID:200903095358106958

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-162177
公開番号(公開出願番号):特開2002-352824
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月06日
要約:
【要約】【課題】 検出機器が少なく運転中に水素の漏れの検知が可能である燃料電池システムを提供する。【解決手段】 タンク4から送り出された水素ガスはセンサ14および15によって圧力および温度を計測され、弁5の絞り面積Aによって流量を調整され、音速の状態でスタック1に向けて供給される。スタック1の排水素ガスは、再循環装置6によって繰り返しスタック1へと供給される。さらに、水素ガスの漏れの検知の際には駆動モータ23の負荷量の変動は2次電池24によって打ち消され、スタック1の運転は定常状態に強制的に設定される。水素ガスは音速で弁5を通過するので、供給される水素ガスの質量流量の計算の際に弁5の下流における水素ガスの状態を考慮する必要が無くなる。計算された質量流量と、スタック1の電流値から判明する発電に実際に消費された水素ガスの質量とを比較することによって、水素ガスが漏れているかいないかがわかる。
請求項(抜粋):
燃料電池本体に燃料として供給されるガスの体積流量を制御する流量制御装置と、前記流量制御装置の上流における前記ガスの熱力学的な状態を測定する状態計測装置と、前記燃料電池本体の発電量を計測する発電量計測装置と、前記流量および前記熱力学的な状態に基づいて計算する前記ガスの供給量と、前記発電量に基づいて求める該ガスの消費量とを比較して該ガスの漏れを判定する制御装置とを備え、前記ガスの前記供給量は、前記流量制御装置の下流側に対する上流側圧力が臨界圧力以上となる状態で、該下流における熱力学的な状態が無視されて計算されることを特徴とする燃料電池システム。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/10
FI (5件):
H01M 8/04 H ,  H01M 8/04 K ,  H01M 8/04 P ,  H01M 8/00 A ,  H01M 8/10
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA13 ,  5H027KK05 ,  5H027KK52 ,  5H027MM09 ,  5H027MM26

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