特許
J-GLOBAL ID:200903095360360942

既存建物の免震化工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-229033
公開番号(公開出願番号):特開2001-049873
出願日: 1999年08月13日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 建物内における平常業務の妨げとなることなく、軸力材のいかなる位置に対しても容易に免震装置を設置することができ、しかも簡易な作業で短期間に当該建物の免震化を図ることが可能となる既存建物の免震化工法を提供する。【解決手段】 軸力材10の免震装置を挿入すべき範囲を残した上下部の外周に、それぞれ緊張材の挿入孔13、14が形成された締付け部材12を配設し、次いで上下の締付け部材12間に支持材15を渡して、その上下端部を挿通孔に挿通した緊張材16にプレストレスを導入することにより、締付け部材12に圧接させるとともに、締付け部材12を軸力材10に圧接させ、次いで軸力材10の免震装置を挿入すべき範囲を切断した後に、軸力材の切断部位に免震装置20を挿入し、緊張材16のプレストレスを解除して支持材15および締付け部材12を撤去する。
請求項(抜粋):
既存建物の軸力材の所望の部位に、免震装置を介装するための工法であって、上記軸力材の上記免震装置を挿入すべき範囲を残した上下部の外周に、それぞれ緊張材の挿入孔が形成された締付け部材を配設し、次いで上下の上記締付け部材間に支持材を渡して、その上下端部を上記挿通孔に挿通した緊張材にプレストレスを導入することにより、上記締付け部材に圧接させるとともに、当該締付け部材を上記軸力材に圧接させ、次いで、上記軸力材の上記免震装置を挿入すべき範囲を切断した後に、上記軸力材の切断部位に上記免震装置を挿入し、上記緊張材のプレストレスを解除して上記支持材および締付け部材を撤去することを特徴とする既存建物の免震化工法。
Fターム (5件):
2E176AA04 ,  2E176BB28 ,  2E176BB29 ,  2E176BB36 ,  2E176DD21

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