特許
J-GLOBAL ID:200903095368985879

固体支持膜バイオセンサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054258
公開番号(公開出願番号):特開平9-236571
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 新規なバイオセンサーの提供。【解決手段】 支持体として固体A、膜として脂質二重層B、AとBとの間に埋め込まれたスペーサーCおよび脂質二重層中に埋め込まれたレセプターDから成る。このバイオセンサーは、そのスペーサーCに特徴があり、これは脂質Bのホスファチド基とエステル結合を形成するエタノールアミンの分子、4-20個のC2-C10-α-アミノ酸から形成されたヘリックスまたはプリーツ化シート構造のオリゴペプチド、および支持体Aとの化学的または物理化学的結合に携わる反応性基から成る。
請求項(抜粋):
支持体として固体A、スペーサーCをAとBとの間に組み込まれた状態で持つ膜としての脂質二重層B、および脂質二重層中に埋め込まれたレセプターDから成る固体-支持膜バイオセンサーであって、a)Dに面する表面上のAは、電気信号の感知を有する腐食-耐性材料から成り、b)Bの下部脂質単層は、天然に存在するヘッド基を持つ全脂質分子の1-40%のジ-(C8-C30-アシル)-ホスファチジル化合物、およびヘッド基の代わりにスペーサーCを持つ60-99%のジ-(C8-C30-アシル)-ホスファチドから成り、そしてその上部脂質単層は天然に存在するヘッド基を持つ100%のジ-(C8-C30-アシル)-ホスファチジル化合物から成り、層のすべてのアシル基は本質的に等しい長さであるが、下部脂質単層のアシル基は上部脂質単層のアシル基と等しいか、または異なり、c)CはBのリン酸基とエステル結合を形成する1分子のエタノールアミン、4-20個のC2-C10-α-アミノ酸から形成されるヘリックスまたはプリーツ化シート構造のオリゴペプチド、およびAとの化学的または物理化学的結合に携わる反応性基から成り、バイオセンサーのすべてのCは同一であり、そしてd)DはAと接触しない、上記の固体-支持膜バイオセンサー。

前のページに戻る