特許
J-GLOBAL ID:200903095374070718
空調機の診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-319235
公開番号(公開出願番号):特開2001-133011
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】 外気温度や冷媒配管の長さの違いまたは運転馬力等の設置環境の違いにより正常値が異なり正確に機器の異常を判定できない。【解決手段】 正常な状態の冷凍サイクル特性をサイクルシミュレーションし、所定の幅を持つモリエル線図を作成する第1特性演算手段11と、機器の運転時のモリエル線図を作成する第2特性演算手段13と、これらを比較し正常異常を判定する第1特性診断手段14を持つことで、如何なる設置条件下においても精度良く、機器の正常異常を的確に診断し、冷媒の過不足量判定及び稼働部品の異常判定及び配管詰まり箇所を早期発見し、機器の破損を未然に防止することができる。
請求項(抜粋):
圧縮機と四方弁と室外熱交換器と室外送風機とからなる室外ユニットと、室内熱交換器と室内送風機とからなる室内ユニットとから構成され、冷房運転時は、前記圧縮機,前記四方弁,前記室外熱交換器,前記室内熱交換器,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させ冷房サイクルを形成し、暖房時は、前記圧縮機,前記四方弁,前記室内熱交換器,前記室外熱交換器,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させ暖房サイクルを形成し、前記室外ユニットと前記室内ユニットは信号線で結び、前記圧縮機の出口近傍配管に設置された圧縮機出口温度センサと圧縮機出口圧力センサと前記圧縮機の入口近傍配管に設置された圧縮機入口温度センサと圧縮機入口圧力センサと外気温度センサと室内温度センサからの信号とサイクルシミュレーションの計算に必要な空調機の型名情報を前記信号線を経由し数値化する数値変換手段と、前記数値変換手段の数値から圧力とエンタルピの関係を示すモリエル線図を作成する第2特性演算手段と、前記室内ユニットと前記室外ユニットの冷媒量,接続配管長さ,高低差を入力する第1入力手段と、前記数値変換手段と前記第1入力手段で得られた情報をもとに前記室内ユニットと前記室外ユニットの正常時の冷凍サイクル特性をサイクルシミュレーションにより算出し所定の許容値をもつモリエル線図を作成する第1特性演算手段と、前記第1特性演算手段と前記第2特性演算手段を比較し運転状態が正常か異常かを判定する第1特性診断手段と、比較結果を表示する結果表示手段からなる第1診断装置を備えたことを特徴とする空調機の診断装置。
IPC (3件):
F24F 11/02
, F25B 49/02 520
, F25B 49/02 570
FI (3件):
F24F 11/02 N
, F25B 49/02 520 H
, F25B 49/02 570 Z
Fターム (9件):
3L060AA01
, 3L060AA02
, 3L060AA04
, 3L060CC02
, 3L060CC03
, 3L060CC04
, 3L060CC16
, 3L060DD06
, 3L060EE01
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