特許
J-GLOBAL ID:200903095375420526

金属中介在物の粒度分布測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191985
公開番号(公開出願番号):特開平9-043151
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】スパーク放電式発光分光分析方法を用いて、金属中に分散して存在する鋼中介在物の粒度分布を迅速かつ正確に測定する方法を提供することを目的としている。【解決手段】金属試料中に存在する介在物を発光分光分析するに際し、1回の放電で得た発光スペクトル線の中から、介在物形成元素の固有スペクトル線を選択し、該固有スペクトル線強度から予め設定している検量線により当該元素の濃度を求めると共に、金属試料重量を測定して放電1回当たりの蒸発量を定め、当該元素の濃度と該放電1回当たりの該蒸発量とから該放電で蒸発した介在物重量を算出し、該重量を介在物の密度で除すことによって1個の球形介在物の体積としてから粒径に換算処理し、この操作を多数回繰り返して金属試料中に存在する介在物の粒度分布を定める。
請求項(抜粋):
不活性ガス雰囲気中で金属試料と対電極との間で多数回のスパーク放電を行い、金属試料中に存在する介在物を発光分光分析するに際し、1回の放電で得た発光スペクトル線の中から、介在物形成元素の固有スペクトル線を選択し、該固有スペクトル線強度から予め設定している検量線により当該元素の濃度を求めると共に、金属試料重量を測定して放電1回当たりの蒸発量を定め、当該元素の濃度と該放電1回当たりの該蒸発量とから該放電で蒸発した介在物重量を算出し、該重量を介在物の密度で除すことによって1個の球形介在物の体積としてから粒径に換算処理し、この操作を多数回繰り返して金属試料中に存在する介在物の粒度分布を定めることを特徴とする金属中介在物の粒度分布測定方法。
IPC (4件):
G01N 21/67 ,  G01N 15/02 ,  G01N 15/14 ,  G01N 33/20
FI (4件):
G01N 21/67 C ,  G01N 15/02 C ,  G01N 15/14 K ,  G01N 33/20 J

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